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国内市況ニュース

日経平均61円高と4日続伸、朝安後に上げ転換―円安進行が支え=8日前場

2023-03-08 11:49:00.0

 8日前場の日経平均株価は前日比61円76銭高の2万8370円92銭と4営業日続伸。朝方は、売りが先行した。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が7日の上院議会証言で利上げペース加速の可能性を示唆し、米国株式が下落。この流れを受け、寄り付き直後に2万8232円68銭(前日比76円48銭安)まで軟化した。ただ、円安・ドル高進行が支えとなり、売り一巡後は上げに転じ、一時2万8431円15銭(同121円99銭高)まで値を上げた。その後は戻り売りや利益確定売りに伸び悩んだが、前引けにかけては2万8300円台後半で推移した。

 日経平均プラス寄与度では、ファストリテ<9983>の29円強を筆頭にアドバンテスト<6857>が9円強、TDK<6762>が8円強と続いた。東証業種別株価指数(全33業種)では、小売、不動産、建設など18業種が値上がりし、鉱業、非鉄金属、鉄鋼など15業種が値下がりした。東証プライム銘柄では、全体の56.6%が上昇した。

 東証プライムの出来高は5億5835万株、売買代金は1兆3843億円。騰落銘柄数は値上がり1040銘柄、値下がり688銘柄、変わらず107銘柄。

 業種別では、Jフロント<3086>、H2Oリテイ<8242>、三越伊勢丹<3099>などの小売株が上昇。住友不<8830>、東急不HD<3289>、野村不HD<3231>などの不動産株や、大成建設<1801>、清水建設<1803>、鹿島<1812>などの建設株も高い。ブリヂス<5108>、TOYO<5105>などのゴム製品株も引き締まった。JR東海<9022>、JR東日本<9020>、東急<9005>などの陸運株や、明治HD<2269>、サントリBF<2587>、日清粉G<2002>などの食料品株も買われた。空運株では、JAL<9201>が堅調。

 半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。住友鉱<5713>、東邦鉛<5707>、日軽金HD<5703>などの非鉄金属株や、JFEHD<5411>、東製鉄<5423>、山陽特鋼<5481>などの鉄鋼株も安い。コスモエネH<5021>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株もさえない。

 個別では、冨士ダイス<6167>が一時3日連続のストップ高となり、インソース<6200>、フィルC<3267>、富士製薬<4554>などが値上がり率上位。半面、ファーマF<2929>、安永<7271>、アシックス<7936>、Appier<4180>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社