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日経平均は399円高と大幅反発、米株高で買い優勢に今年高値を上回る―全33業種が上昇=3日前場
2023-03-03 11:45:00.0
3日前場の日経平均株価は前日比399円50銭高の2万7898円37銭と大幅反発。2月6日の取引時間中に付けた今年高値2万7821円22銭を上回った。朝方は、買い優勢で始まった。米利上げペース拡大懸念が後退し、2日の米国株式市場で主要3指数が上昇。この流れを受け、先物買いを交えて上げ幅を広げ、前場終盤には2万7910円36銭(前日比411円49銭高)まで上伸し、その後も高値圏で推移した。
日経平均プラス寄与度では、2月既存店売上高が好調だったファーストリテ<9983>が94円と大きく、第一三共<4568>が18円強、信越化<4063>が16円強と続いた。東証業種別株価指数(全33業種)では、精密、卸売、化学など全業種が値上がりした。東証プライム銘柄では、全体の83.5%が上昇した。
東証プライムの出来高は5億8544万株、売買代金は1兆5105億円。騰落銘柄数は値上がり1533銘柄、値下がり247銘柄、変わらず55銘柄。
市場からは「ムードが変わってきた感じだ。1カ月以上もみ合い相場が続いたが、トレンドが出てきたことで短期筋が買い戻しに動いたようだ。新たに買いポジションを組む投資家もおり、先高期待が強まりつつある」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、テルモ<4543>などの精密株が堅調。三井物産<8031>、丸紅<8002>、伊藤忠<8001>などの卸売株も高い。日産化学<4021>、日ペイントH<4612>、資生堂<4911>などの化学株や、中外薬<4519>、武田薬<4502>、エーザイ<4523>などの医薬品株も値を上げた。日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株や、7&iHD<3382>、イオン<8267>、H2Oリテイ<8242>などの小売株も引き締まった。ファナック<6954>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>などの電機株も買われた。
個別では、CYBOZU<4776>、ギフトHD<9279>、サックスバー<9990>、ユニプレス<5949>などが値上がり率上位。半面、大塚HD<4578>、安永<7271>、エラン<6099>、RSTECH<3445>などが値下がり率上位。
提供:ウエルスアドバイザー社




