国内市況ニュース
来週の東京外国為替市場見通し=米重要経済指標の発表続く
2023-02-24 17:16:00.0
予想レンジ:1ドル=132円40銭−138円05銭
20−24日のドル・円はもみ合い。週初20日は、米国が祝日で取引参加者が減少し、レンジ内取引となった。21日発表の強い米経済指標の発表を受け、ドル買い・円売りが優勢となった。22日は、1月31日−2月1日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録公表を受け、金融引き締めの早期終了観測が意識され、ドル・円の上値を抑制した。23日は、あらためて強い米労働市場が意識され米長期金利が上昇、ドルが買われる場面があった。
週末24日は、市場で注目されていた日銀総裁候補の植田和男氏(元日銀審議委員)の、衆院議院運営委員会での所信聴取が行われた。植田氏は現在の金融政策について、「副作用をもたらしているが、経済・物価情勢を踏まえると必要かつ適切な手法」だと述べ、金融緩和を支持する姿勢を示した。ドル・円は直後に上昇したものの、概ね想定通りの所信聴取の内容だったことから、その後は軟化した。
2月27日−3月3日の週には、重要な米経済指標の発表が多い。1月耐久財受注、1月中古住宅販売仮契約、2月消費者信頼感指数、2月ISM(全米供給管理協会)製造業景況指数、2月ISM非製造業景況指数などが予定されている。足元では、予想を上回る強い米経済指標の発表が目立つことから、結果次第では、利上げ継続観測が強まる可能性がある。
ウクライナ情勢にも注意を払いたい。ロシアは米国との核軍縮条約の履行を一時停止すると発表、核を脅しに使う姿勢を示しており、緊張が高まれば、地政学リスクが一段と高まる恐れがある。ドル・円の上値メドは26週移動平均線の控える138円05銭近辺、下値メドは13週移動平均線が控える132円40銭近辺。
提供:モーニングスター社




