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日経平均は368円安と大幅続落、売り一巡後の戻り鈍い―東証プライム銘柄の75%強が下落=22日後場
2023-02-22 15:21:00.0
22日後場の日経平均株価は前日比368円78銭安の2万7104円32銭と大幅続落。1月23日(終値2万6906円04銭)以来1カ月ぶりの安値水準となる。朝方は、売り優勢で始まった。21日の米国株式市場で長期金利の上昇などを背景に主要3指数が大幅に下落。この流れを受け、先物売りを交えて下げ幅を拡大し、前場後半に2万7046円08銭(前日比427円02銭安)まで下押した。売り一巡後は下げ渋ったが、戻りは鈍く、後場は上値の重い動きとなった。新規の手掛かり材料に乏しいなか、現地22日のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨の発表や、あすの祝日(休場)を前にして、手控え気分が強まった。
日経平均マイナス寄与度上位には、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフバンG<9984>が並び、この3銘柄で指数を102円強押し下げた。東証業種別株価指数(全33業種)では、電機、繊維製品、電気・ガスなど31業種が値を下げ、海運、医薬品の2業種が値上がりした。東証プライム銘柄では、全体の75.8%が下落した。
東証プライムの出来高は12億199万株、売買代金は2兆8131億円。騰落銘柄数は値上がり375銘柄、値下がり1393銘柄、変わらず69銘柄。
市場からは「米金利上昇リスクを織り込み、これまでの楽観的な見方が修正されつつある。日経平均はレンジ相場を下抜け、調整が尾を引く可能性がある。一方、2万7000円を死守し、押し目買いへの期待もあり、この先強弱感が対立することも想定される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ファナック<6954>、TDK<6762>、京セラ<6971>、ソニーG<6758>などの電機株が軟調。東レ<3402>、東洋紡<3101>、デサント<8114>などの繊維製品株も安い。東ガス<9531>、東電力HD<9501>、四国電力<9507>などの電気・ガス株、任天堂<7974>、バンナム<7832>、凸版<7911>などのその他製品株も値を下げた。フジクラ<5803>、古河電工<5801>、UACJ<5741>などの非鉄金属株や、日産自<7201>、トヨタ<7203>、いすゞ<7202>、スズキ<7269>などの輸送用機器株も売られた。
半面、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が堅調。医薬品株では、第一三共<4568>の上げが目立った。
個別では、ギフティ<4449>、マキタ<6586>、ゆうちょ銀行<7182>、T&DHD<8795>などが値下がり率上位。半面、レアジョブ<6096>、オロ<3983>、オーバル<7727>、オーイズミ<6428>などが値上がり率上位。
提供:モーニングスター社




