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日経平均は159円安と反落、米株大幅安で売り先行―円安支えに下げ渋る場面も買い続かず=17日前場
2023-02-17 11:51:00.0
17日前場の日経平均株価は前日比159円08銭安の2万7537円36銭と反落。朝方は、売りが先行した。16日に発表された米1月PPI(生産者物価指数)が市場予想を上回り、金融引き締め長期化への懸念から、米長期金利が上昇するともに米国株式が大幅に下落。この流れを受け、寄り付き直後に2万7466円61銭(前日比229円83銭安)まで値を下げた。一巡後は円安・ドル高歩調を支えに下げ渋り、一時2万7608円59銭(同87円85銭安)まで引き戻す場面もあったが、買いは続かず、その後は前引けにかけて、さえない動きとなった。
日経平均は、指数寄与度の高いソフバンG<9984>や、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>の半導体関連株などに押し下げられた。東証業種別株価指数(全33業種)では、鉱業、電機、サービスなど21業種が値を下げ、ゴム製品、鉄鋼など12業種が値を上げた。東証プライム銘柄では、全体の65%近くが下落した。
東証プライムの出来高は5億6377万株、売買代金は1兆3535億円。騰落銘柄数は値上がり560銘柄、値下がり1191銘柄、変わらず82銘柄。
市場からは「円安は一定の支えにはなったが、米利上げ継続への警戒感は強く、押し目買いの勢いは弱い。来週24日には次期日銀総裁候補の植田和男氏の所信聴取を控えており、動きづらい面もあろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。ソニーG<6758>、ファナック<6954>、レーザーテク<6920>などの電機株も売られた。エムスリー<2413>、楽天グループ<4755>、リクルートHD<6098>などのサービス株や、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密株も安い。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、出光興産<5019>、コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株も値を下げた。
半面、ブリヂス<5108>、浜ゴム<5101>、住友ゴム<5110>などのゴム製品株が堅調。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株も高い。ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産・農林株も引き締まり、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維製品株も値を上げた。
個別では、ウェルビー<6556>、さくら<3778>、ネットプロテ<7383>、アトラエ<6194>などが値下がり率上位。半面、ADWAYS<2489>がストップ高カイ気配となり、河西工<7256>、フリュー<6238>、ビーロット<3452>がなどが値上がり率上位。
提供:モーニングスター社




