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国内市況ニュース

来週の日本株の読み筋=日銀新総裁人事やFRB関係者の発言に注視

2023-02-10 16:30:00.0

 来週(13−17日)の東京株式市場は、日銀新総裁の人事や、FRB(米連邦準備制度理事会)関係者の発言による金融市場への影響が注視される。

 注目の日銀の次期正・副総裁をめぐっては、政府の人事案が来週14日にも明らかになる見通しだ。打診が報じられた雨宮副総裁については、ここへきて政府・与党からそれを否定する動きが相次いだ。代わって、浮上したのが経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏だ。

 植田氏は、過去に拙速な金融引き締めに否定的な見解を示しており、「ハト派」ととらえられる。一方、米国ではFRBの早期利下げ転換への期待が一時より後退している。日銀、FRBの動きに伴う日米金利差の変化は、ドル・円を通じて日本株に大きく影響してくる。

 一方、FRB関係者の講演は現地10日にウォラー理事、13日にボウマン理事、16日にクック理事が控える。利上げの長期化を志向する発言があれば、米長期金利の上昇が想定される。さらに、日銀総裁に植田氏が提示されれば、円安に圧力が掛かるかもしれない。

 スケジュール面では、国内で14日に22年10−12月期GDP(国内総生産)改定値、15日に1月訪日外客数、16日に22年12月機械受注、1月貿易統計が発表される。海外では14日に米1月CPI(消費者物価指数)、15日に米1月小売売上高、米1月鉱工業生産・設備稼働率、16日には米1月住宅着工件数、米1月PPI(生産者物価指数)が明らかにされる。

提供:モーニングスター社