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日経平均は86円高と4日ぶり反発、買い一巡後は上げ幅縮小―好業績株物色もアジア株安は重し=10日後場
2023-02-10 15:18:00.0
10日後場の日経平均株価は前日比86円63銭高の2万7670円98銭と4日ぶりに反発。朝方は、この日の日経平均先物ミニ・オプション2月限SQ(特別清算指数)算出に絡んだ買いが先行した。いったん伸び悩んだが、好業績株物色を支えに強調子となり、一時2万7814円02銭(前日比229円67銭高)まで上昇した。ただ、買い一巡後は、利益確定売りや戻り売りに抑えられた。香港ハンセン指数などアジア株安が重しとして意識され、後場後半に向けて上げ幅を縮小した。大引けにかけては持ち直したが、戻りは鈍かった。なお、SQ値は2万7779円75銭。
日経平均プラス寄与度上位では、23年3月期業績予想の上方修正や株式分割などを発表した東エレク<8035>が68.8円と大きく、次いでテルモ<4543>が12.8円だった。東証業種別株価指数(全33業種)では、鉄鋼、保険、その他製品など18業種が値を上げ、石油石炭製品、不動産、空運など15業種が値を下げた。
東証プライムの出来高は13億9618万株、売買代金は3兆4509億円。騰落銘柄数は値上がり808銘柄、値下がり946銘柄、変わらず82銘柄。
業種別では、23年3月期の利益予想を上方修正した神戸鋼<5406>がストップ高となり、日本製鉄<5401>、大平金<5541>などの鉄鋼株が上昇。MS&AD<8725>、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>などの保険株や、大日印<7912>、凸版<7911>、任天堂<7974>などのその他製品株も高い。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などの銀行株も買われた。コマツ<6301>、ダイフク<6383>、セガサミーH<6460>などの機械株や、大王紙<3880>、レンゴー<3941>などのパルプ・紙株も堅調。
半面、ENEOS<5020>、コスモエネH<5021>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株が軟調。三菱地所<8802>、住友不<8830>、三井不<8801>などの不動産株も安い。ANA<9202>、JAL<9201>などの空運株や、INPEX<1605>などの鉱業株もさえない。
個別では、23年3月期の業績予想を上方修正したダイコク電<6430>がストップ高となり、ルネサス<6723>、オイラ大地<3182>、ジャムコ<7408>などが値上がり率上位。半面、FIG<4392>、サンリオ<8136>、デジハHD<3676>、リゾートトラ<4681>などが値下がり率上位。
提供:モーニングスター社




