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日経平均は49円高と反発、米株高で買い先行も2万7500円乗せ後は上げ幅縮小=1日前場
2023-02-01 11:45:00.0
1日前場の日経平均株価は前日比49円11銭高の2万7376円22銭と反発。朝方は、買いが先行した。1月31日の米国株式市場で米長期金利の低下を背景に主要3指数が上昇した流れを受け、前場早々に2万7547円67銭(前日比220円56銭高)まで値を上げた。いったん伸び悩んだ後、2万7500円台に持ち直す場面もあったが、戻り売りに上げ幅を縮小し、前場終盤には2万7369円80銭(同42円69銭高)まで押し戻された。心理的なフシ目となる2万7500円が上値抵抗水準として意識されるとともに、現地1日のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果を控え、持ち高調整売りに傾いた。
なかで、日経平均プラス寄与度上位には、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連株や、ソフバンG<9984>が並び、指数を支えた。東証業種別株価指数(全33業種)では、海運、サービス、鉄鋼など20業種が値を上げ、東証プライム銘柄では全体の53%近くが上昇した。
東証プライムの出来高は5億9297万株、売買代金は1兆5803億円。騰落銘柄数は値上がり968銘柄、値下がり770銘柄、変わらず95銘柄。
市場からは「日経平均2万7500円近辺は商いをこなした水準でもあり、戻り売りが出やすい面がある。むろん、FOMC結果やその後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を見極めたいという空気もある。週末3日の米1月雇用統計も波乱要因となる可能性があり、イベントを通過するまでは動きにくい」(国内投信)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株が上昇。リクルートH<6098>、楽天グループ<4755>、OLC<4661>などのサービス株も高い。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、中山鋼<5408>などの鉄鋼株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。三菱倉<9301>、三井倉HD<9302>などの倉庫運輸関連株も引き締まり、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、三菱自<7211>などの輸送用機器株も買われた。
半面、TOTO<5332>、太平洋セメ<5233>などのガラス土石製品株が軟調。JR東日本<9020>、JR西日本<9021>、JR東海<9022>などの陸運株も安く、HOYA<7741>、ニコン<7731>などの精密株もさえない。大成建設<1801>、鹿島<1812>、西松建設<1820>などの建設株も売られた。
個別では、TOB(株式公開買い付け)対象のワオワールド<5128>(監理)や、グリムス<3150>、フェイスNW<3489>がストップ高カイ気配となり、キャリアデ<2410>などがストップ高。半面、SREHD<2980>がストップ安となり、GDO<3319>、レーザーテク<6920>、M&Aキャピ<6080>などが値下がり率上位。
提供:モーニングスター社




