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日経平均は106円安と3日ぶり反落、午後は下げ幅広げる―アジア株安も重し=31日後場
2023-01-31 15:23:00.0
31日後場の日経平均株価は前日比106円29銭安の2万7327円11銭と3営業日ぶりに反落。朝方は、円安・ドル高を支えに買いが先行したが、30日の米国株安が重しとなり、いったん下げに転じた。すかさず切り返す場面もあったが、買いは続かず、再びマイナス圏に押し戻された。後場は、一段安。香港ハンセン指数などアジア株が安く、先物売りを交えて下げ幅を広げ、大引け間際には2万7302円22銭(前日比131円18銭安)まで軟化した。
なかで、第一三共<4568>のほか、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連株や、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などの値がさ株が値を下げ、指数安につながった。東証業種別株価指数(全33業種)では、電気・ガス、金属製品、海運など17業種が上昇し、銀行、鉱業、医薬品など16業種が下落した。
東証プライムの出来高は12億542万株、売買代金は2兆9196億円。騰落銘柄数は値上がり1149銘柄、値下がり624銘柄、変わらず63銘柄。
市場からは「きょうは、海外勢の日本株オーダーが薄い。日経平均2万7500円をにらみ、材料的にはここからのアップサイドは期待しにくいようだ。いずれにしろ、主要企業の決算を見てから行動に移すことになる」(外資系証券)との声が聞かれた。
業種別では、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、りそなHD<8308>などの銀行株が軟調。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も安い。第一三共<4568>、塩野義薬<4507>、小野薬<4528>などの医薬品株や、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>、SOMPOH<8630>などの保険株も売られた。出光興産<5019>、コスモエネH<5021>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も値を下げた。
半面、中部電力<9502>、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気・ガス株が上昇。三和HD<5929>、LIXIL<5938>などの金属製品株や、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株も高い。東洋水産<2875>、日ハム<2282>、日清食HD<2897>などの食料品株も買われた。
個別では、M&Aキャピ<6080>、ストライク<6196>がストップ安となり、バリューコマース<2491>、大東建託<1878>などの下げも目立った。半面、バルカー<7995>、兼松エレク<8096>(監理)、NECキャピ<8793>、LITALICO<7366>などが値上がり率上位。
提供:モーニングスター社




