国内市況ニュース
日経平均は393円高と大幅に3日続伸、2万7000円を超え「日銀ショック」前の水準を回復=24日後場
2023-01-24 15:16:00.0
24日後場の日経平均株価は前日比393円15銭高の2万7299円19銭と大幅に3営業日続伸。終値で約1カ月ぶりに心理的なフシ目となる2万7000円を超え、日銀が長期金利の許容変動幅拡大を決定し相場が急落した昨年12月20日の「日銀ショック」前の水準(同月19日終値2万7237円64銭)を回復した。
朝方は、買い優勢で始まった。米利上げペースの鈍化期待から、23日の米国株式市場で主要3指数が上昇。SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)の大幅高も支援し、半導体関連株を中心に広範囲に値を上げた。日経平均株価は上げ幅を拡大し、後場の早い段階で2万7381円00銭(前日比474円96銭高)まで上伸する場面があった。ただ、一巡後は戻り売りに上値が重くなった。
なかで、日経平均プラス寄与度トップ3には、指数寄与度の高いソフトバンクグループ<9984>や、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>の半導体関連株が並んだ。東証業種別株価指数(全33業種)では31業種が値上がりし、東証プライム銘柄では全体の79.9%が上昇した。
東証プライムの出来高は11億1923万株、売買代金は2兆8345億円。騰落銘柄数は値上がり1468銘柄、値下がり312銘柄、変わらず57銘柄。
市場からは「日経平均は75日線、200日線をクリアしてきたが、一目均衡表上で分厚い『雲』に突入しており、これを抜けられるかどうかが試される。いよいよ決算発表が本格化するが、景気、業績面で不安を残しており、ここから上は慎重に対処した方が良いのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ダイキン<6367>、コマツ<6301>、三菱重工<7011>などの機械株や、HOYA<7741>、ニコン<7731>、東精密<7729>などの精密株が堅調。SUMCO<3436>、LIXIL<5938>などの金属製品株も高い。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>などの銀行株や、T&DHD<8795>、東京海上<8766>、SOMPOH<8630>などの保険株も買われた。KDDI<9433>、ZHD<4689>、ネクソン<3659>などの情報通信株や、ファナック<6954>、日本電産<6594>、スクリン<7735>などの電機株も値を上げた。三菱商<8058>、住友商<8053>、三井物産<8031>などの卸売株も引き締まった。
半面、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>、中山鋼<5408>などの鉄鋼株が軟調。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も安い。
個別では、テノ.<7037>がストップ高となり、メルコ<6676>、マーキュリア<7347>、宮越HD<6620>などが値上がり率上位。半面、レノバ<9519>、北の達人<2930>、トレファク<3093>、ラクスル<4384>などが値下がり率上位。
提供:モーニングスター社




