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日経平均は297円安と大幅続落、円高が重し―5日ぶり2万6000円割れ=16日後場
2023-01-16 15:23:00.0
16日後場の日経平均株価は前週末比297円20銭安の2万5822円32銭と大幅続落。終値での2万6000円割れは6日以来5営業日ぶり。朝方は、売りが先行した。米利上げペースの減速観測と日銀の緩和修正思惑を背景に1ドル=127円台へと円高・ドル安が進み、輸出関連株の重しとなった。日経平均は下げ幅を広げ、前場の早い段階で2万5748円10銭(前週末比371円42銭安)まで下落した。いったん下げ渋り、一時2万5938円04銭(同181円48銭安)まで引き戻す場面もあったが、戻りは限定され、その後は上値が重くなった。後場入り後は手控え気分が強く、2万5800円近辺でもみ合った。
なかで、日経平均寄与度の大きいファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフバンG<9984>がマイナス寄与度上位に並んだ。半面、エーザイ<4523>、花王<4452>、味の素<2802>などディフェンシブ銘柄がプラス寄与度上位に浮上した。一方、東証業種別株価指数(全33業種)では、銀行、海運をはじめ27業種が下落し、東証プライム銘柄では全体の7割超が値下がりした。
東証プライムの出来高は11億4001万株、売買代金は2兆5564億円。騰落銘柄数は値上がり458銘柄、値下がり1322銘柄、変わらず58銘柄。
業種別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>などの銀行株が下落。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、フジクラ<5803>、邦チタ<5727>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も軟調。T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も売られた。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株や、板硝子<5202>、東海カーボン<5301>、TOTO<5332>などのガラス土石株も安い。デンカ<4061>、三井化学<4183>、資生堂<4911>などの化学株や、ファナック<6954>、TDK<6762>、京セラ<6971>などの電機株も値を下げた。
半面、出光興産<5019>、コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株が堅調。東レ<3402>、ワコールHD<3591>などの繊維製品株も値を上げた。オリックス<8591>、JPX<8697>などのその他金融株や、エムスリー<2413>、セコム<9735>、楽天グループ<4755>などのサービス株も引き締まった。
個別では、北の達人<2930>、イオンファン<4343>、大豊建設<1822>、スターマイカ<2975>などが値下がり率上位。半面、TOB(株式公開買付け)対象のりらいあ<4708>(監理)や、モリト<9837>がストップ高となり、東名<4439>、ヨシムラFH<2884>などの上げも目立った。
提供:モーニングスター社




