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国内市況ニュース

日経平均330円安と6日ぶり大幅反落、引けにかけ安値圏停滞―円高にファストリテ株安が重し=13日後場

2023-01-13 15:18:00.0

 13日後場の日経平均株価は前日比330円30銭安の2万6119円52銭と6営業日ぶりに大幅反落。朝方は、一時1ドル=128円台後半への円高進行や、きのう5営業日続伸した反動で、売りが先行した。新発10年物国債の流通利回り上昇をにらみ先物に売りが広がり、前場中盤には2万6090円84銭(前日比358円98銭安)まで下落した。一巡後は下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍く、大引けにかけて安値圏で停滞した。

 なかで、第1四半期(22年9−11月)の連結決算(IFRS)で減益となったファストリテ<9983>の日経平均マイナス寄与度が217.4円と突出し、指数に大きく響いた。半面、半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本で2番目の工場建設を検討していることを受けて東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>の関連銘柄がプラス寄与度1、2位となった。東証業種別株価指数(全33業種)では、輸送用機器、精密の輸出セクターなど22業種が値を下げた。半面、国内長期国債利回りの上昇を背景に買われた銀行をはじめ、鉄鋼など11業種が値上がりした。

 なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション1月限SQ(特別清算指数)値は2万6325円21銭。東証プライムの出来高は14億7983万株、売買代金は3兆4556億円。騰落銘柄数は値上がり597銘柄、値下がり1171銘柄、変わらず70銘柄。

 市場からは「ファストリテの株安が響いているが、全体的には円高が重しとなっている。追加の緩和修正思惑がくすぶるなか、来週は17−18日開催の日銀金融政策決定会合を控えており、見極めたいとの空気が強まりそうだ」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、トヨタ<7203>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>などの輸送用機器株が軟調。HOYA<7741>、テルモ<4543>、島津製<7701>などの精密株や、キッコーマン<2801>、アサヒ<2502>、キリンHD<2503>などの食料品株も安い。ブリヂス<5108>、TOYO<5105>、浜ゴム<5101>などのゴム製品株もさえない。ソフバンG<9984>、ネクソン<3659>、東宝<9602>などの情報通信株や、任天堂<7974>、バンナム<7832>などのその他製品株も値を下げた。

 半面、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、三住トラスト<8309>、京都銀<8369>などの銀行株が上昇。日本製鉄<5401>、中山鋼<5408>などの鉄鋼株も高い。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、野村<8604>、SBI<8473>、マネックスG<8698>などの証券商品先物株も値を上げた。

 個別では、PRTIME<3922>がストップ安となり、イオンFS<8570>、インターアク<7725>、マニー<7730>などが値下がり率上位。半面、トランザク<7818>がストップ高となり、トレファク<3093>、ビーウィズ<9216>、寿スピリッツ<2222>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社