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日経平均306円安と6日ぶり大幅反落、先物に売り―ファストリテのマイナス寄与度205円強=13日前場
2023-01-13 12:00:00.0
13日前場の日経平均株価は前日比306円41銭安の2万6143円41銭と6営業日ぶりに大幅反落。朝方は、売りが先行した。12日に発表された22年12月の米CPI(消費者物価指数)は伸びが一段と鈍化し、米長期金利が低下する一方、一時1ドル=128円台後半へ円高が進行し、輸出関連株の重しとなった。きのう5営業日続伸した反動もあり、下げ幅を拡大した。新発10年物国債の流通利回り上昇をにらみ先物に売りが広がり、一時2万6090円84銭(前日比358円98銭安)まで下落した。一巡後は下げ渋ったが、戻りは鈍かった。
なかで、第1四半期(22年9−11月)の連結決算(IFRS)で減益となったファストリテ<9983>の日経平均マイナス寄与度が205.8円と突出し、指数に大きく響いた。半面、半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本で2番目の工場建設を検討していることを受けて東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>の関連銘柄がプラス寄与度1、2位に浮上した。東証業種別株価指数(全33業種)では、精密、輸送用機器の輸出セクターなど21業種が値を下げた。半面、国内長期国債利回りの上昇を背景に買われた銀行株をはじめ、鉄鋼など12業種が値上がりした。なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション1月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は2万6325円21銭。
東証プライムの出来高は7億5097万株、売買代金は1兆8460億円。騰落銘柄数は値上がり790銘柄、値下がり963銘柄、変わらず84銘柄。
市場からは「ファストリテの値崩れが指数の足を引っ張り、長期国債の利回り上昇で先物に仕掛け売りが出た。円高で業績予想の下方修正が警戒されるが、割安感は保たれるとみられ、日経平均2万6000円近辺では押し目買いも入ってくるだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、HOYA<7741>、テルモ<4543>、島津製<7701>などの精密株が軟調。トヨタ<7203>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>などの輸送用機器株も安い。任天堂<7974>、バンナム<7832>などのその他製品株や、ブリヂス<5108>、浜ゴム<5101>などのゴム製品株もさえない。ソフバンG<9984>、ネクソン<3659>、東宝<9602>などの情報通信株も値を下げた。キッコーマン<2801>、アサヒ<2502>、キリンHD<2503>などの食料品株や、エムスリー<2413>、電通グループ<4324>、リクルートHD<6098>などのサービス株も売られた。
半面、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、三住トラスト<8309>、京都銀行<8369>などの銀行株が上昇。日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株も高く、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>などの保険株も堅調。
個別では、PRTIME<3922>がストップ安となり、マニー<7730>、ウイングA<4432>、イオンFS<8570>などが値下がり率上位。半面、トランザク<7818>がストップ高カイ気配となり、トレファク<3093>、ビーウィズ<9216>、オオバ<9765>などが値上がり率上位。
提供:モーニングスター社




