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国内市況ニュース

日経平均は270円高と大幅に4日続伸、高値圏もみ合い―東証プライム銘柄8割超が上昇=11日後場

2023-01-11 15:16:00.0

 11日後場の日経平均株価は前日比270円44銭高の2万6446円00銭と大幅に4営業日続伸。朝方は、広範囲に買いが先行した。警戒されていた10日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演で、金融政策への言及がなかったため、安心感から同日の米国株式が上昇。この流れを受け、先物買いを交えて上げ幅を拡大し、一時2万6479円99銭(前日比304円43銭高)まで上伸した。一巡後は上値が重くなったが、後場の下値は限定され、大引けにかけて高値圏でもみ合った。新規の手掛かり材料に乏しいなか、12日には22年12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、様子見気分に傾いた。

 なかで、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>など日経平均寄与度の高い値がさ株がプラス寄与度上位に並んだ。東証業種別株価指数(全33業種)では、精密、電機のハイテクセクターをはじめ鉄鋼、石油石炭製品など29業種が上昇。東証プライム銘柄では全体の81%が値上がりした。

 東証プライムの出来高は10億5887万株、売買代金は2兆5894億円。騰落銘柄数は値上がり1493銘柄、値下がり287銘柄、変わらず58銘柄。

 市場からは「後場はあまり動きがなく、とりあえず22年12月の米CPI(消費者物価指数)待ちの格好だ。方向感が見えにくいなか、まずは25日移動平均線(2万6914円)をクリアできるかがポイントになる」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、HOYA<7741>、ニコン<7731>、島津製<7701>などの精密株や、ソニーG<6758>、安川電機<6506>、富士通ゼネラル<6755>などの電機株が上昇。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、中山鋼<5408>などの鉄鋼株や、ENEOS<5020>、出光興産<5019>、コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株も高い。野村<8604>、大和証G<8601>、マネックスG<8698>などの証券商品先物株も堅調。コマツ<6301>、クボタ<6326>、SMC<6273>などの機械株も値を上げ、三菱マテリアル<5711>、住友鉱<5713>、邦チタ<5727>などの非鉄金属株や、三井物産<8031>、三菱商<8058>、住友商<8053>などの卸売株も買われた。

 半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が軟調。日本紙<3863>、大王紙<3880>などのパルプ・紙株や、西武HD<9024>、富士急<9010>などの陸運株も安い。

 個別では、三光合成<7888>、インフォMT<2492>、ドリームI<4310>、SREHD<2980>などが値上がり率上位。半面、テノHD<7037>、キユーピー<2809>、エスプール<2471>、コーセー<4922>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社