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日経平均は201円高と大幅に3日続伸、伸び悩むも下値限定―4日ぶり2万6000円回復=10日後場
2023-01-10 15:17:00.0
10日後場の日経平均株価は前週末比201円71銭高の2万6175円56銭と大幅に3営業日続伸。終値で心理的なフシ目となる2万6000円を4営業日ぶりに回復した。朝方は、買いが先行した。現地9日の米国株式は高安まちまちながら、前週末6日に米22年12月雇用統計結果を受けて主要3指数が大幅高したことを織り込み、前場の早い段階で2万6316円66銭(前週末比342円81銭高)まで上昇する場面があった。買い一巡後は伸び悩み、後場寄り付き後まもなく2万6132円80銭(同158円95銭高)まで押し戻された。ただ、下値は限定され、大引けにかけては2万6100円台後半でやや強含んだ。
なかで、日経平均プラス寄与度の高い東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ソフバンG<9984>、ファストリテ<9983>、信越化<4063>の上位5銘柄で指数を154円弱押し上げた。一方、東証業種別株価指数(全33業種)では、鉄鋼、機械、海運など19業種が上昇。東証プライム銘柄では全体の51.9%が値を上げた。
東証プライムの出来高は11億1114万株、売買代金は2兆7554億円。騰落銘柄数は値上がり955銘柄、値下がり809銘柄、変わらず74銘柄。
市場からは「上値を買い進むようなインパクトのある材料はなく、ショートカバー(買い戻し)があっても戻りは限定されている。先行きについて慎重な見方が多く、経済指標や決算をにらみつつ、新たな材料待ちといったところだ」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、中山鋼<5408>などの鉄鋼株が上昇。ダイフク<6383>、荏原<6361>、SMC<6273>などの機械株や、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株も高い。TOTO<5332>、東海カーボン<5301>などのガラス土石株や、住友鉱<5713>、DOWA<5714>、大阪チタ<5726>などの非鉄金属株も堅調。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も値を上げ、アドバンテスト<6857>、太陽誘電<6976>、安川電機<6506>などの電機株も買われた。
半面、東電力HD<9501>、関西電力<9503>、東北電力<9506>などの電気・ガス株が軟調。サカタのタネ<1377>、雪国まいたけ<1375>などの水産・農林株もさえず、リクルートH<6098>、楽天グループ<4755>、日本郵政<6178>などのサービス株も安い。第一生命HD<8750>、かんぽ生命<7181>、T&DHD<8795>などの保険株も売られた。
個別では、テノHD<7037>がストップ高となり、メドレー<4480>、YACHD<6298>、力の源HD<3561>などが値上がり率上位。半面、エスプール<2471>がストップ安となり、良品計画<7453>、フルキャスH<4848>、リテールP<8167>などが値下がり率上位。
提供:モーニングスター社




