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国内市況ニュース

日経平均は153円高と続伸、買い一巡後は上値重い―日銀関連報道の影響限定的=6日後場

2023-01-06 15:27:00.0

 6日後場の日経平均株価は前日比153円05銭高の2万5973円85銭と続伸。朝方は、売りが先行した。現地5日発表の米雇用指標が堅調で利上げ長期化への警戒感から、米国株式が下落。この流れを受け、寄り付き直後に2万5719円61銭(前日比101円19銭安)まで軟化した。その後は切り返し、上げに転じた。円安歩調や時間外取引の米株価指数先物高が支えとなり、上げ幅を広げ、後場序盤には2万6034円06銭(前日比213円26銭高)まで上昇した。ただ、買い一巡後は上値の重い動きとなった。

 後場終盤に、日銀の関係筋が「日銀はイールドカーブコントロール(YCC)の再修正は急がない」と述べたと伝わり、円安進行とともに日経平均も持ち直したが、影響は限定的だった。3連休に22年12月の米雇用統計を控えていることも買い気を鈍らす要因となった。

 東証業種別株価指数(全33業種)では、海運、鉱業、非鉄金属など17業種が値上がりした。東証プライム銘柄では全体の57.3%が上昇した。

 東証プライムの出来高は10億7351万株、売買代金は2兆5008億円。騰落銘柄数は値上がり1054銘柄、値下がり696銘柄、変わらず88銘柄。

 市場からは「円安や米株先物高がフォローとなったが、米雇用統計を受けた米株動向を見極める必要があり、買い進めにくい。日経平均2万6000円割れでいったん落ち着いた感はあるが、リバウンドが期待される一方で底割れへの不安も残る」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株が上昇。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、住友鉱<5713>、邦チタ<5727>、大阪チタ<5726>などの非鉄金属株も高い。東エレク<8035>、ソニーG<6758>、TDK<6762>などの電機株や、HOYA<7741>、ニコン<7731>などの精密株も買われた。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、日産自<7201>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株も値を上げた。

 半面、三菱地所<8802>、住友不<8830>、東建物<8804>などの不動産株が軟調。東京海上<8766>、SOMPOH<8630>などの保険株もさえない。中部電力<9502>、東北電力<9506>、四国電力<9507>などの電気・ガス株や、JPX<8697>、オリックス<8591>などのその他金融株も安い。

 個別では、YACHD<6298>、ダイセキS<1712>、F&LC<3563>、テノHD<7037>などが値上がり率上位。半面、ジンズHD<3046>、IPEX<6640>、デジタルガレージ<4819>、広済堂HD<7868>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社