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国内市況ニュース

日経平均は74円高と3日ぶり反発、米株高で買い先行も一巡後は伸び悩む―円高が重しに=30日前場

2022-12-30 11:45:00.0

 30日大納会前場の日経平均株価は前日比74円78銭高の2万6168円45銭と3日ぶりに反発。朝方は、29日の米国株式市場で長期金利の低下を背景に主要3指数が上昇した流れを受け、広範囲に買いが先行した。きのう日経平均が3カ月ぶりの安値水準に低下した反動もあり、寄り付き直後に2万6321円37銭(前日比227円70銭高)まで上昇した。ただ、一巡後は伸び悩んだ。円高基調が重しとなり、手じまい売りに一時2万6097円89銭(同4円22銭高)まで押し戻された。その後持ち直したが、戻りは限られ、前引けにかけて上値の重い動きとなった。

 なかで、日経平均寄与度の高いファーストリテ<9983>、ソフバンG<9984>や、TDK<6762>、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>などのグロース(成長)株がプラス寄与度上位に並んだ。東証業種別株価指数(全33業種)では海運、ガラス土石、小売など27業種が値上がりし、一方で食料品、鉱業などは値を下げた。

 東証プライムの出来高は4億907万株、売買代金は1兆147億円。騰落銘柄数は値上がり1328銘柄、値下がり397銘柄、変わらず109銘柄。

 業種別では、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株が堅調。板硝子<5202>、AGC<5201>、太平洋セメ<5233>などのガラス土石株や、マツキヨココ<3088>、Jフロント<3086>、三越伊勢丹<3099>などの小売株も高い。T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>、SOMPOH<8630>などの保険株も買われ、LIXIL<5938>、リンナイ<5947>などの金属製品株も引き締まった。

 半面、東洋水産<2875>、キユーピー<2809>、キッコーマン<2801>などの食料品株が軟調。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も安く、サカタのタネ<1377>、ホクト<1379>などの水産・農林株もさえない。

 個別では、アダストリア<2685>、ファイバーG<9450>、テスHD<5074>、ペプチドリーム<4587>などが値上がり率上位。半面、DTS<9682>、ハイパー<3054>、中部鋼鈑<5461>、アグロカネシ<4955>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社