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国内市況ニュース

日経平均は42円高と続伸、「中国からの入国規制強化」報道でインバウンド関連が伸び悩む=27日後場

2022-12-27 15:16:00.0

 27日後場の日経平均株価は前日比42円00銭高の2万6447円87銭と続伸。朝方は、買いが先行した。26日の米国市場はクリスマスの振替休日で休場ながら、日本時間27日の時間外取引で米株価指数先物が上昇。この流れを受け、寄り付き後まもなく2万6620円49銭(前日比214円62銭高)まで値を上げた。いったん伸び悩んだ後、持ち直す場面もあったが、後場は再度上げ幅を縮小し、安値で引けた。政府は、新型コロナウイルスの感染が急拡大している中国からの入国規制を強化し、入国時に検査キットでの陰性確認を義務付ける方向で調整していることがわかったと報じられ、インバウンド(訪日外国人観光客)関連中心に伸び悩み、指数を抑えた。

 なお、インバウンド関連については、中国政府が26日、新型コロナウイルスの水際対策を見直し、来月8日から入国者の隔離措置を撤廃すると発表、これをきっかけに前場は上げが目立っていた。

 東証プライムの出来高は8億8908万株、売買代金は1兆9955億円。騰落銘柄数は値上がり1293銘柄、値下がり471銘柄、変わらず74銘柄。

 市場からは「前場好調だったインバウンド関連が『中国からの入国規制強化』報道で伸び悩み、改めて上値の重さが意識される。夜間取引の米株先物が高く、休場明けの米株市場に引き継がれれば、サポート要因となるが、いかんせん材料が不足している。年末・年始相場への期待も薄れてきたのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、上方修正の高島屋<8233>や、三越伊勢丹<3099>、H2Oリテイ<8242>などの小売株が上昇。三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、三井住友<8316>などの銀行株も買われた。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、エムスリー<2413>、オリエンタルランド(OLC)<4661>、リクルートHD<6098>などのサービス株も堅調。ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>、サカタのタネ<1377>などの水産・農林株も引き締まり、JR西日本<9021>、西武HD<9024>、京急<9006>などの陸運株も値を上げた。

 半面、日産自<7201>、ホンダ<7267>、日野自<7205>などの輸送用機器株が軟調。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>などの電機株や、菱重工<7011>、IHI<7013>などの機械株も安い。東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気・ガス株もさえない。

 個別では、ペプチドリム<4587>、ピーシーエー<9629>、ビジョン<9416>、TBASE<3415>などが値上がり率上位。半面、シルバーライフ<9262>、パンチ<6165>、JTEC<3446>、やまみ<2820>などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が上昇した。

提供:モーニングスター社