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国内市況ニュース

日経平均は137円高と続伸、米株先物高を受け買い先行―インバウンド関連の上げ目立つ=27日前場

2022-12-27 11:51:00.0

 27日前場の日経平均株価は前日比137円60銭高の2万6543円47銭と続伸。朝方は、買いが先行した。26日の米国市場はクリスマスの振替休日で休場ながら、日本時間27日の時間外取引で米株価指数先物が上昇。この流れを受け、前場早々に2万6620円49銭(前日比214円62銭高)まで値を上げた。一巡後は伸び悩み、一時2万6455円51銭(同49円64銭高)まで押し戻される場面もあった。その後持ち直したが、戻りは限定され、前引けにかけて2万6500円台前半でもみ合った。

 日経平均寄与度の高いファーストリテ<9983>、ソフバンG<9984>などが指数を支えたが、業種別では空運、小売、陸運などインバウンド(訪日外国人観光客)関連が値上がり率上位に浮上。中国政府が26日、新型コロナウイルスの水際対策を見直し、来月8日から入国者の隔離措置を撤廃すると発表、これをきっかけに関連株が幅広く買われた。

 東証プライムの出来高は4億7924万株、売買代金は1兆937億円。騰落銘柄数は値上がり1403銘柄、値下がり363銘柄、変わらず71銘柄。

 市場からは「米株先物の上げが投資家心理の改善につながったが、インバウンド関連や決算銘柄など目先の材料に乗っかって動いている。ただ、『閑散に売りなし』で年末に向けて多少戻って終わるのではないか」(国内投信)との声が聞かれた。

 業種別では、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が上昇。上方修正の高島屋<8233>、三越伊勢丹<3099>、Jフロント<3086>などの小売株や、JR西日本<9021>、西武HD<9024>、京成<9009>などの陸運株も高い。エムスリー<2413>、オリエンタルランド(OLC)<4661>、リクルートHD<6098>などのサービス株も堅調となり、三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、三井住友<8316>などの銀行株も買われた。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も引き締まった。

 半面、日産自<7201>、日野自<7205>、川重<7012>などの輸送用機器株が軟調。東電力HD<9501>、東ガス<9531>、大阪ガス<9532>などの電気・ガス株も安く、三菱重工<7011>、IHI<7013>などの機械株もさえない。

 個別では、ペプチドリーム<4587>、ピーシーエー<9629>、三陽商<8011>、パンパシI<7532>などが値上がり率上位。半面、シルバーライフ<9262>、パンチ<6165>、JTEC<3446>、象印<7965>などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した。

提供:モーニングスター社