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国内市況ニュース

来週の日本株の読み筋=目先調整一服から反発シフトの可能性も

2022-12-23 16:30:00.0

 来週(26−30日)の東京株式市場は、目先調整一服から反発段階にシフトする可能性がある。

 日銀は20日の金融政策決定会合で長期金利の許容変動幅を0.25%から0.5%に引き上げ、想定外の緩和修正が市場関係者に冷や水を浴びせた。金融セクターを除くほぼすべての業種に反射的な売りが広がり、為替も急激に円高方向へと動いた。もっとも、日銀に関しては、直ちにマイナス金利政策までを解除する可能性は低いとみられている。実体経済への影響が見極めにくい中で、不透明感を嫌う売りもいったんは収まることが想定される。テクニカルでは日経平均の25日移動平均線カイ離率がマイナス5%超まで広がり、オーバーシュート気味にも見える。

 ドル・円についてはおおむね、今年3月の1ドル=115円水準から10月の高値152円手前までの上げ幅の半値押しまで調整が進んだ。このあたりで下げ渋る動きが定着すれば、強い抵抗線として意識されるとともに、日本株の持ち直しにつながることも予想される。

 需給面では、足元で節税目的の損出しの売りが日米ともに膨らんだと考えられる。日銀のサプライズは、そうした動きを後押ししただろう。海外勢がクリスマス休暇に入り来週は買い主体が乏しいものの、薄商いの中で意外高となる展開も視野に入る。

 スケジュール面では、国内で日銀が緩和策を修正した19、20日の金融政策決定会合の「主な意見」が28日に公表される。同日は年内受け渡し最終日で、30日が大納会。海外では26日がクリスマスで米国などが休場。同国では27、28日に住宅系の経済統計が発表される。

提供:モーニングスター社