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国内市況ニュース

日経平均は297円安と大幅反落、米株安を受け売り先行―値がさハイテク株中心に軟調=23日前場

2022-12-23 11:51:00.0

 23日前場の日経平均株価は前日比297円18銭安の2万6210円69銭と大幅反落。朝方は、売り優勢で始まった。22日発表の米経済指標が堅調で金融引き締め継続への懸念が強まり、米国株式市場で主要3指数が下落。米半導体関連企業の先行き業績への警戒からSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)の下落率は4%を超えた。この流れを受け、値がさハイテク株中心に広範囲に軟化し、一時2万6106円38銭(前日比401円49銭安)まで下落した。その後は押し目買いや買い戻しに下げ渋ったが、戻りは限定された。

 なかで、値がさ半導体・電子部品関連株を中心に安いものが目立ったが、一方で電気ガス株は高く、保険・銀行株なども堅調だった。

 東証プライムの出来高は6億3697万株、売買代金は1兆3856億円。騰落銘柄数は値上がり465銘柄、値下がり1288銘柄、変わらず81銘柄。

 市場からは「海外投資家の多くがクリスマス休暇入りで流動性が低下する中、一部の海外短期筋が売り圧力を強めているようだ。円高で輸出企業の先行き業績に不安がつきまとい、しばらく荒っぽい動きになるのではないか」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が下落。住友鉱<5713>、大阪チタ<5726>、フジクラ<5803>などの非鉄金属株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>、住友不<8830>などの不動産株も安い。日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も値を下げた。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株やダイキン<6367>、コマツ<6301>、三菱重工<7011>などの機械も軟調。HOYA<7741>、ニコン<7731>、テルモ<4543>などの精密株や、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、日電産<6594>などの電機株も売られた。

 半面、東電力HD<9501>、関西電力<9503>、東北電力<9506>などの電気・ガス株が上昇。MS&AD<8725>、T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>などの保険株や、三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、三井住友<8316>、コンコルディ<7186>などの銀行株も高い。

 個別では、ティーガイア<3738>、タムロン<7740>、F&LC<3563>、日コンセプト<9386>などが値下がり率上位。半面、gumi<3903>や、TOB(株式公開買付け)対象のコネクシオ<9422>(監理)、日鉄物産<9810>(同)、タツタ線<5809>(同)がストップ高カイ気配。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。

提供:モーニングスター社