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国内市況ニュース

日経平均は180円安と5日続落、2万6500円割れ―東証プライム銘柄の75%が下落=21日後場

2022-12-21 15:17:00.0

 21日後場の日経平均株価は前日比180円31銭安の2万6387円72銭と5営業日続落。終値で心理的なフシ目となる2万6500円を割り込むのは10月13日(2万6237円42銭)以来。

 朝方は、きのう20日に日銀が金融政策決定会合で大規模緩和を修正し、長期金利の許容変動幅の拡大を決定した影響が続き、売りが先行した。円高進行を背景に輸出関連株中心に軟調となり、前場前半には2万6269円80銭(前日比298円23銭安)まで下落した。売り一巡後は、いったん上げに転じた。直近の急激な下げで自律反発狙いの買いが入りやすく、時間外の米株価指数先物高も支えとなり、一時2万6616円28銭(同48円25銭高)まで持ち直した。ただ、買いは続かず、再びマイナス圏に押し戻され、午後は2万6400円を挟んでもみ合った。業種別では、輸送用機器や不動産、電機などの下げが目立ち、東証プライム銘柄の75.4%が下落した。

 東証プライムの出来高は17億7960万株、売買代金は3兆7191億円。騰落銘柄数は値上がり400銘柄、値下がり1387銘柄、変わらず51銘柄。

 市場からは「米株先物高をにらみ、前場にいったん値を戻したが、買いは続かなかった。日銀の緩和修正への警戒感が尾を引き、不安定さを残している。円高がさらに進むようだと、日経平均は10月3日安値(2万5621円)が意識されてくる」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送機器株が下落。三井不<8801>、東建物<8804>、住友不<8830>などの不動産株も安く、東エレク<8035>、TDK<6762>、京セラ<6971>などの電機株も売られた。板硝子<5202>、特殊陶<5334>などのガラス土石株や、SUMCO<3436>、ニッパツ<5991>などの金属製品株もさえない。ブリヂス<5108>、浜ゴム<5101>などのゴム製品株値を下げた。

 半面、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>などの銀行株が上昇。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も高く、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株も引き締まった。ニトリHD<9843>、三越伊勢丹<3099>、マツキヨココ<3088>などの小売株も値を上げた。

 個別では、アイエスビー<9702>、SREHD<2980>、ジャムコ<7408>、ニチコン<6996>などが値下がり率上位。半面、ヴィアHD<7918>、デジタルガレージ<4819>、やまみ<2820>、パルGH<2726>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、27業種が下落した。

提供:モーニングスター社