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国内市況ニュース

日経平均は59円安と5日続落、一時上げ転換も買い続かず―輸出関連株中心に軟調=21日前場

2022-12-21 11:41:00.0

 21日前場の日経平均株価は前日比59円30銭安の2万6508円73銭と5営業日続落した。朝方は、きのう20日に日銀が金融政策決定会合で大規模緩和を修正し、長期金利の許容変動幅の拡大を決定した影響が続き、売りが先行した。円高進行を背景に輸出関連株中心に軟調となり、一時2万6269円80銭(前日比298円23銭安)まで下落した。売り一巡後は、いったん上げに転じた。直近の急激な下げで自律反発狙いの買いが入りやすく、時間外の米株価指数先物高も支えとなり、一時2万6616円28銭(同48円25銭高)まで持ち直した。ただ、買いは続かず、その後はマイナス圏に押し戻され、さえない動きとなった。輸出関連株中心に安く相場の重しとなったが、一方で銀行・保険の金融セクターは引き続き物色された。

 東証プライムの出来高は9億9383万株、売買代金は2兆286億円。騰落銘柄数は値上がり793銘柄、値下がり960銘柄、変わらず85銘柄。

 業種別では、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送機器株が下落。三井不<8801>、東建物<8804>、住友不<8830>などの不動産株も安く、TDK<6762>、京セラ<6971>、東エレク<8035>などの電機株も売られた。板硝子<5202>、特殊陶<5334>などのガラス土石株や、SUMCO<3436>、ニッパツ<5991>などの金属製品株もさえず、三菱重工<7011>、クボタ<6326>、日立建機<6305>などの機械株も値を下げた。

 半面、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>などの銀行株が上昇。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も高く、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>、東京海上<8766>などの保険株も堅調。INPEX<1605>、三井松島HD<1518>などの鉱業株も引き締まった。

 個別では、アイエスビー<9702>、日電波<6779>、SREHD<2980>、ニチコン<6996>などが値下がり率上位。半面、ビューティガレージ<3180>、やまみ<2820>、CYBOZU<4776>、エニグモ<3665>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が下落した。

提供:モーニングスター社