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国内市況ニュース

日経平均は669円安と大幅に4日続落、日銀の緩和修正で値を崩す―一時2万6500円割れ=20日後場

2022-12-20 15:15:00.0

 20日後場の日経平均株価は前日比669円61銭安の2万6568円03銭と大幅に4営業日続落。後場は一転して売りが広がった。日銀が金融政策決定会合で現在の大規模金融緩和策を修正し、長期金利の許容変動幅を拡大することを決めた。想定外の緩和修正を受け、昼休みの時間帯に円が急上昇するとともに日経平均先物が急落。つれて日経平均も急降下し、一時2万6416円91銭(前日比820円73銭安)まで値を崩した。その後は下げ渋ったが、戻りは限定された。広範囲に売られ、東証プライム銘柄は全体の87.7%が下落した。一方、銀行、保険の上げが目立った。

 なお、前場はきのうまで3営業日続落した反動で自律反発狙いの買いが先行した。いったん小幅安に転じたが、すかさず切り返し、前場中盤に2万7339円49銭(同101円85銭高)まで値を上げる場面があった。

 東証プライムの出来高は18億4392万株、売買代金は4兆756億円。騰落銘柄数は値上がり205銘柄、値下がり1612銘柄、変わらず21銘柄。

 市場からは「日銀の緩和修正でカウンターパンチを食らった格好だ。日経平均は心理的なフシ目となる2万7000円を一気に割り込み、一時は2万6500円を下回った。チャート上のフシ目割れで売りが続く可能性もあり、しばらく落ち着きどころを探る展開か」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、三井不<8801>、三菱地所<8802>、住友不<8830>などの不動産株が下落。オリンパス<7733>、HOYA<7741>、テルモ<4543>などの精密株や、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も安い。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>などの電機株も売られた。エムスリー<2413>、楽天グループ<4755>、サイバー<4751>などのサービス株や、ソフバンG<9984>、トレンド<4704>、ネクソン<3659>などの情報通信株も値を下げた。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株も軟調。

 半面、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>、ゆうちょ銀行<7182>などの銀行株や、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>、かんぽ生命<7181>などの保険株も堅調。

 個別では、SREHD<2980>、CYBOZU<4776>、Appier<4180>、ロードスター<3482>などが値下がり率上位。半面、JTEC<3446>、富山第一銀行<7184>、カーリットH<4275>、筑波銀行<8338>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が下落した。

提供:モーニングスター社