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日経平均は77円高と4日ぶり反発、自律反発狙いの買いが先行―海運、保険・銀行など堅調=20日前場
2022-12-20 11:50:00.0
20日前場の日経平均株価は前日比77円90銭高の2万7315円54銭と4営業日ぶりに反発。朝方は、日経平均がきのうまで3営業日続落し、合計900円超下落した反動で自律反発狙いの買いが先行した。19日の米国株安が重しとなり、小幅安に転じる場面もあったが、すかさず切り返し、一時2万7339円49銭(前日比101円85銭高)まで値を上げた。ただ、上値は限定され、その後は一服商状となった。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられた。
なかで、ファーストリテ<9983>のプラス寄与度が32.5円となり、指数を支えた。業種別では、海運や、保険・銀行の金融セクターなどが堅調に推移し、東証プライム銘柄では全体の62.7%が上昇した。
東証プライムの出来高は4億6783万株、売買代金は1兆1855億円。騰落銘柄数は値上がり1152銘柄、値下がり590銘柄、変わらず95銘柄。
市場からは「12月FOMC(米連邦公開市場委員会)のタカ派的な内容は織り込みが進み、インフレが落ち着けば米景気後退懸念も和らぐだろう。ただ、新規の材料に乏しく、日経平均はしばらく2万7000円を下値とするボックス相場が続きそうだ。きょうの日銀決定会合では、現行の金融政策を維持し、無風とみている」(国内投信)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が上昇。T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>、MS&AD<8725>などの保険株や、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>などの銀行株も高い。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も引き締まった。住友商<8053>、三井物産<8031>、丸紅<8002>などの卸売株や、三菱地所<8802>、東建物<8804>、東急不HD<3289>などの不動産株も買われた。
半面、エムスリー<2413>、楽天グループ<4755>などのサービス株が軟調。TOTO<5332>、AGC<5201>などのガラス土石株や、日本紙<3863>、レンゴー<3941>などのパルプ紙株も安い。NTTデータ<9613>、トレンド<4704>などの情報通信株もさえない。
個別では、JTEC<3446>、カーリットH<4275>、ソダニッカ<8158>、東京計器<7721>などが値上がり率上位。半面、CYBOZU<4776>、BEENOS<3328>、FUJIMI<5384>、コムチュア<3844>などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




