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日経平均は201円高と大幅続伸、半月ぶり2万8000円台回復―米株先物高なども支え=14日後場
2022-12-14 15:19:00.0
14日後場の日経平均株価は前日比201円36銭高の2万8156円21銭と大幅続伸。終値での2万8000円台回復は1日以来ほぼ半月ぶり。朝方は、米利上げ長期化への懸念が後退し、13日の米国株式が上昇した流れを受け、買い優勢で始まった。いったん伸び悩む場面もあったが、先物買いを交えて再び上げ幅を拡大。時間外取引での米株価指数先物高やアジア株高も支えとなり、後場の早い段階で2万8195円69銭(前日比240円84銭高)まで上伸した。その後は一服商状ながら、引けにかけて高値圏で推移した。なかで、半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に堅調となった。
東証プライムの出来高は9億8558万株、売買代金は2兆4917億円。騰落銘柄数は値上がり1258銘柄、値下がり493銘柄、変わらず85銘柄。
市場からは「米CPIの鈍化で米金融政策に対して楽観的な見方に傾いている。FOMC(米連邦公開市場委員会)で想定内の内容が示されれば、アク抜けにつながるだろう。日経平均が2万8000円台に乗せたことで、次は2万8500円が意識されてくる」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、東レ<3402>、帝人<3401>などの繊維製品株が上昇。HOYA<7741>、東精密<7729>、テルモ<4543>などの精密株も高く、INPEX<1605>などの鉱業株も引き締まった。邦チタ<5727>、大阪チタ<5726>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、マルハニチロ<1333>、サカタのタネ<1377>などの水産農林株も堅調。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株や、信越化<4063>、三井化学<4183>、住友化<4005>などの化学株も値を上げた。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソニーG<6758>などの電機株も買われた。
半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、京急<9006>、小田急<9007>、西武HD<9024>などの陸運株が軟調。三菱倉<9301>、上組<9364>などの倉庫運輸関連株もさえず、りそなHD<8308>、ふくおか<8354>などの銀行株も売られた。
個別では、ヤーマン<6630>、ジャムコ<7408>、ネオジャパン<3921>、グッドコムA<3475>などが値上がり率上位。半面、正栄食<8079>、ドリームI<4310>、JVCKW<6632>、ゲオHD<2681>などが値下がり率上位。この日、東証プライム市場に新規上場した大栄環境<9336>は公開価格1350円に対し360円高い1710円で初値を付け、引け値は同446円高の1796円だった。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




