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日経平均は79円安と反落、米株安で売り先行―値がさ半導体関連株安など重し=12日前場
2022-12-12 11:47:00.0
12日前場の日経平均株価は前週末比79円89銭安の2万7821円12銭と反落。朝方は、売りが先行した。前週末9日発表の米11月PPI(生産者物価指数)が市場予想を上回り、利上げ長期化への警戒感から米国株式が下落。この流れを受け、寄り付き直後に2万7734円66銭(前週末比166円35銭安)まで値を下げた。売り一巡後は徐々に下げ渋り、一時2万7840円23銭(同60円78銭安)まで持ち直す場面があった。ただ、戻りは限定され、前引けにかけて一服商状となった。なかで、日経平均寄与度の高いファーストリテ<9983>や、東エレク<8035>に代表される値がさ半導体関連株などが安く、指数を圧迫した。
東証プライムの出来高は4億7946万株、売買代金は1兆1739億円。騰落銘柄数は値上がり869銘柄、値下がり841銘柄、変わらず126銘柄。
市場からは「13日の米11月CPI(消費者物価指数)発表や、13−14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)が近づき、動きづらい。基本的にイベント待ちの状況だが、結果を見極めたいとして我慢が続いているだけにそれらを通過すればアク抜けする可能性がある」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、大平金<5541>などの鉄鋼株や、邦チタ<5727>、大阪チタ<5726>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株が軟調。SUMCO<3436>、三益半導<8155>などの金属製品株もさえない。アサヒ<2502>、日ハム<2282>、キッコーマン<2801>などの食料品株や、帝人<3401>、デサント<8114>などの繊維製品株も売られた。
半面、商船三井<9104>、川崎汽<9107>、郵船<9101>などの海運株が堅調。オリックス<8591>、Jリース<7187>などのその他金融株も高く、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株も引き締まった。日本紙<3863>、北越コーポ<3865>などのパルプ紙株も値を上げた。
個別では、トビラS<4441>、鳥貴族HD<3193>、日本ハウスH<1873>、ポールHD<3657>などが値下がり率上位。半面、日駐<2353>、鎌倉新書<6184>、アグロカネシ<4955>、gumi<3903>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が下落した。
提供:モーニングスター社




