国内市況ニュース
来週の日本株の読み筋=米イベント通過に期待も米景気悪化不安は重し
2022-12-09 16:31:00.0
来週(12−16日)の東京株式市場は、米国での重要イベント通過に期待がかかる。米金融政策をめぐる警戒には一巡感もあり、来週13日の米11月CPI(消費者物価指数)と13−14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を乗り切る体制が整ってきたようにも見受けられる。
米11月CPIでは、既にインフレがピークアウトした可能性が指摘されている。市場予想の上昇率も前年同月比7.3%と前月(7.7%)からの大幅な縮小が見込まれている。一方、FOMCは利上げペースの減速が既定路線となっている半面、政策金利の最終到達点の目線は従来よりも高まるとみられるが、それに沿う結果でも下方へのインパクトは限定的と考えられる。市場では、イベント通過を買い材料ととらえる向きもあるようだ。
もっとも、長期化が予想されるFRB(米連邦準備制度理事会)の金融引き締めに伴う景気悪化不安が、引き続き上値で売り圧力をもたらしそうだ。
スケジュール面では、米11月CPIとFOMCのほかに、15日に中国で11月の工業生産、小売売上高などの経済統計が発表される。同日はECB(欧州中央銀行)理事会も予定されている。国内では12日に11月工作機械受注(速報値)と10−12月期法人企業景気予測調査、14日に日銀短観(12月調査)と10月機械受注が出る。
提供:モーニングスター社




