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国内市況ニュース

日経平均は326円高と3日ぶり大幅反発、午後は高値圏推移―東証プライム銘柄の75%強が上昇=9日後場

2022-12-09 15:15:00.0

 9日後場の日経平均株価は前日比326円58銭高の2万7901円01銭と3日ぶりに大幅反発。朝方は、米利上げペース減速観測を背景に8日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。先物買いを交えて上げ幅拡大の流れとなり、前場終盤には2万7952円80銭(前日比378円37銭高)まで上伸した。午後は伸び悩む場面もあったが、下値は限定され、総じて高値圏で推移した。半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に堅調さを保ち、東証プライム銘柄では全体の75.5%が上昇した。

 この日算出の日経平均先物・オプション12月限メジャーSQ(特別清算指数)値は2万7576円37銭。東証プライムの出来高は11億2588万株、売買代金は2兆9321億円。騰落銘柄数は値上がり1387銘柄、値下がり372銘柄、変わらず77銘柄。

 市場からは「前場は勢いよく上げたが、後場は静かで来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けた重要イベント待ちの状態だ。米利上げペースの減速が観測されるが、一方で米景気後退がどの程度になるかが気になる」(外資系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、東電力HD<9501>、東北電力<9506>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株が堅調。HOYA<7741>、ニコン<7731>、テルモ<4543>などの精密株や、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>などの電機株も買われた。古河電工<5801>、フジクラ<5803>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、クボタ<6326>、菱重工<7011>、日立建機<6305>などの機械株も高い。ソフバンG<9984>、NTT<9432>、ネクソン<3659>などの情報通信株も値を上げた。

 半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株も安く、出光興産<5019>、ENEOS<5020>、コスモエネH<5021>、などの石油石炭製品株もさえない。

 個別では、シルバライフ<9262>がストップ高となり、JTEC<3446>、日電波<6779>、F&LC<3563>などが値上がり率上位。半面、LTS<6560>、ラウンドワン<4680>、コシダカHD<2157>、富山第一銀行<7184>などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した。

提供:モーニングスター社