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国内市況ニュース

日経平均は371円高と3日ぶり大幅反発、米国株高で買い先行―値がさハイテク株中心に堅調=9日前場

2022-12-09 11:46:00.0

 9日前場の日経平均株価は前日比371円78銭高の2万7946円21銭と3日ぶりに大幅反発。朝方は、米利上げペース減速観測を背景に8日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。先物買いを交えて上げ幅拡大の流れとなり、前場終盤には2万7952円80銭(前日比378円37銭高)まで上伸した。半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に広範囲に物色され、堅調展開となった。

 なお、日本時間午前10時30分に中国11月の消費者物価指数(前年同月比1.6%上昇で市場予想と一致)と生産者物価指数(同1.3%低下、市場予想は同1.5%低下)が発表されたが、直後の相場への影響は乏しかった。

 この日算出の日経平均先物・オプション12月限メジャーSQ(特別清算指数)の市場推定値は2万7576円37銭。東証プライムの出来高は6億2779万株、売買代金は1兆7106億円。騰落銘柄数は値上がり1435銘柄、値下がり320銘柄、変わらず81銘柄。

 市場からは「SQ通過により需給面ですっきりし、米国株の堅調で買い戻しを誘ったようだ。ただ、日経平均は2万8000円に近づくと戻り売りへの警戒で上値が重くなるとみられる。後場は、来週に米11月CPI(消費者物価指数)やFOMC(米連邦公開市場委員会)など重要イベントを控え、様子見ムードになるだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、東電力HD<9501>、東北電力<9506>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株が堅調。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>などの電機株や、HOYA<7741>、ニコン<7731>などの精密株も買われた。古河電工<5801>、フジクラ<5803>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株や、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、三菱商<8058>などの卸売株も高い。ソフバンG<9984>、NTT<9432>、ネクソン<3659>などの情報通信株も値を上げた。

 半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、マルハニチロ<1333>、サカタのタネ<1377>などの水産農林株もさえない。

 個別では、LinkU<4446>、アイスタイル<3660>、A&DHD<7745>、JTEC<3446>などが値上がり率上位。半面、LTS<6560>、ラウンドワン<4680>、アルトナー<2163>、テモナ<3985>などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が上昇した。

提供:モーニングスター社