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日経平均169円安と4日続落、米ハイテク株安で精密、電機などに売り―中国指標の影響限定的=30日前場
2022-11-30 11:47:00.0
30日前場の日経平均株価は前日比169円68銭安の2万7858円16銭と4営業日続落。29日の米ハイテク株安を受け、半導体関連株などに売りが先行した。いったん持ち直したが、買いは続かず、再度軟化。先物売りを交えて下げ幅を広げ、一時2万7802円71銭(前日比225円13銭安)まで下落した。その後の戻りは鈍く、前引けにかけて2万7800円台半ばでこう着した。日本時間12月1日未明に予定されるパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を前に米金融引き締め長期化への警戒感も重しとして意識された。
総じて軟調な中、ハイテク銘柄比率の高い精密、電機が東証業種別で値下がり率1、2位に並んだ。なお、日本時間午前10時30分に発表された中国11月経済指標で製造業PMI(購買担当者景気指数)と非製造業PMIがともに市場予想を下回ったが、影響は限定された。
東証プライムの出来高は5億4540万株、売買代金は1兆3804億円。騰落銘柄数は値上がり551銘柄、値下がり1190銘柄、変わらず94銘柄。
業種別では、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、東精密<7729>などの精密株が軟調となり、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>などの電機株も売られた。エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>などのサービス株や、ソフバンG<9984>、トレンド<4704>などの情報通信株も安い。ダイキン<6367>、クボタ<6326>、ディスコ<6146>などの機械株も値を下げ、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株もさえない。
半面、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が上昇。JFEHD<5411>、日本製鉄<5401>などの鉄鋼株も引き締まり、T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>などの保険株も買われた。ユニチカ<3103>、デサント<8114>などの繊維製品株も高い。
個別では、JTEC<3446>、キャリアL<6070>、YACHD<6298>、タツモ<6266>などが値下がり率上位。半面、テモナ<3985>、日電波<6779>、日金属<5491>、恵和<4251>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が下落した。
提供:モーニングスター社




