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国内市況ニュース

明日の日本株の読み筋=中国コロナ防疫措置への反応に注目

2022-11-29 17:03:00.0

 あす30日の東京株式市場は、神経質な展開か。中国当局は日本時間29日午後4時に新型コロナウイルスの防疫措置に関する記者会見を行った。一部報道によれば、同国の国家衛生健康委員会は29日、高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を強化する方針を表明した。一方、中国衛生当局は、「ゼロコロナ」政策を見直すかとの質問に対し、「社会と経済への影響を軽減するため政策の微調整を続ける」と伝わった。現時点では、踏み込んだ内容は示しておらず、マーケットの反応が注目される。また、中国で11月のコンポジットPMI(購買担当者景気指数)、製造業PMI、非製造業PMIの発表が予定され、結果次第で相場に影響を与える可能性もある。

 29日の日経平均株価は3営業日続落し、2万8027円(前日比134円安)引けとなった。中国での「ゼロコロナ」政策に伴うリスクや米金融引き締めへの警戒感から、28日の米国株式が下落。この流れを受け、広範囲に売りが先行し、下げ幅は一時260円を超えた。一巡後は、下げ幅を縮小したが、戻りは限定された。中国当局は新型コロナ防疫措置に関する記者会見を実施すると発表したが、影響は限定的で、詳細を見極めたいとして様子見気分に傾いた。市場では、「日経平均2万8000円割れ水準では買いが入りやすいようだ。企業業績は悪くなく、バリュエーション(企業価値評価)も低い」(中堅証券)との声が聞かれた。

提供:モーニングスター社