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明日の日本株の読み筋=米経済指標やFRB高官発言による相場への影響を注視、地政学リスクもくすぶる
2022-11-16 16:25:00.0
あす17日の東京株式市場は、神経質な展開か。16日の米国では、10月の小売売上高が発表されるほか、タカ派代表格のウォラーFRB(米連邦準備制度理事会)理事をはじめ、ウィリアムズNY連銀総裁、バーFRB副議長などFRB高官の発言が相次ぎ、株式市場への影響が注視される。
一方、ポーランド外務省は15日、ロシア製ミサイルが国内に着弾し2人が死亡したと発表した。マーケットでは、地政学リスクへの警戒感が一時高まったが、その後、バイデン米大統領がミサイルについて「ロシア側から発射された可能性は低い」と述べたと伝わり、リスクがいったん薄れたもようだ。市場では、「ロシアとポーンラドを巡る問題は、あくまでも偶発的として、NATO(北大西洋条約機構)も米国もおおごとにはしないだろう」(銀行系証券)との見方がある一方、「これで終わった訳ではなく、しばらくくすぶり続けるとみられる」(準大手証券)との読みあり、その動向を見守る必要もあろう。
16日の日経平均株価は小幅続伸し、2万8028円(前日比38円高)引けとなった。朝方は、15日の米国株高を支えに強含んで始まったが、まもなく下げに転じた。ポーランドにロシア製ミサイルが着弾したことを受け、売り優勢に傾斜し、下げ幅は一時240円を超えた。その後、バイデン米大統領の発言で買い戻しの動きが強まり、再度プラス浮上した。短期的には2万8000円を挟んでのもみ合いとなり、材料次第で上下に振れやすいとみられる。
提供:モーニングスター社




