youtube fund_beginer fund_search fund_look

国内市況ニュース

日経平均は463円安と大幅続落、売り一巡後の戻り限定、午後は米雇用統計を前に積極売買手控え=4日後場

2022-11-04 15:12:00.0

 4日後場の日経平均株価は前営業日比463円65銭安の2万7199円74銭と大幅続落。朝方は、売りが先行した。2日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見で、米金融引き締めの長期化が懸念され、米国株が2日に続き3日も下落したことを受け、前場中盤には2万7032円02銭(前営業日比631円37銭安)まで下押した。一巡後は大引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。日本時間4日夜に発表される米10月雇用統計の結果を見極めたいとの空気もあり、午後は積極的な売買が手控えられた。

 東証プライムの出来高は16億3916万株、売買代金は3兆7036億円。騰落銘柄数は値上がり351銘柄、値下がり1437銘柄、変わらず49銘柄。

 市場からは「米雇用統計への警戒感もあり、日経平均は前場に2万7000円に接近した。その後は下げ渋っているが、あくまでもショートカバー(買い戻し)にすぎない。米国の利上げペースが鈍化しても利上げが止まる訳ではなく、利上げ長期化への警戒から、12月にかけて不安定な動きが予想される」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、AGC<5201>、板硝子<5202>、TOTO<5332>などのガラス土石株が下落。日水<1332>、サカタのタネ<1377>などの水産農林株も安く、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、東精密<7729>などの精密株も軟調。郵船<9101>、川崎汽<9107>、商船三井<9104>などの海運株や、LIXIL<5938>、SUMCO<3436>などの金属製品株も値を下げた。ソフバンG<9984>、KDDI<9433>、ZHD<4689>などの情報通信株や、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、セコム<9735>などのサービス株も売られた。

 半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が堅調。大阪チタ<5726>、邦チタ<5727>、UACJ<5741>などの非鉄金属株も高く、住友商<8053>、三井物<8031>などの卸売株も値を上げた。

 個別では、アイロムG<2372>、JUKI<6440>、ADWAYS<2489>、マンダム<4917>などの下げが目立った。半面、三菱自<7211>、ネットワン<7518>、コニカミノルタ<4902>、富士急<9010>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。

提供:モーニングスター社