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日経平均は635円安と大幅続落、2万6500円割れ、時間外の米株先物安にアジア株安も重し=11日前場
2022-10-11 11:46:00.0
11日前場の日経平均株価は前週末比635円14銭安の2万6480円97銭と大幅続落。取引時間中での2万6500円割れは3日(安値2万5621円96銭)以来。
朝方は、米金融引き締めへの警戒感から、現地7日の米国株式が下落し、東京市場が休場だった同10日も値を下げた流れを受け、売り優勢で始まった。いったん持ち直す場面もあったが、戻りは限定され、再び軟化。先物売りを交えて下げ幅を広げ、前場終盤には2万6446円28銭(前週末比669円83銭安)まで下押した。時間外で米株価指数先物が安く、アジア株安も重しとなった。
東証プライムの出来高は6億7611万株、売買代金は1兆6634億円。騰落銘柄数は値上がり229銘柄、値下がり1567銘柄、変わらず40銘柄。
市場からは「ムードは良くない。いったん下げ渋る場面もあったが、半導体絡みで台湾株や韓国株が大きく値を下げたこともあり、売り直された印象だ。日経平均2万6500円近辺で踏ん張ってはいるが、下の『マド』(3日高値2万6223円84銭−4日安値2万6633円52銭)埋めが意識されてくる」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、水産農林株でサカタのタネ<1377>が大幅安。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、TDK<6762>などの電機株も下落。ダイキン<6367>、クボタ<6326>、日立建機<6305>などの機械株や、ニコン<7731>、オリンパス<7733>、HOYA<7741>などの精密株も売られた。富士フイルム<4901>、信越化<4063>、JSR<4185>などの化学株も軟調。東レ<3402>、三陽商<8011>などの繊維製品株もさえず、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>、マツキヨココ<3088>などの小売株も値を下げた。
半面、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が堅調。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>、東製鉄<5423>などの鉄鋼株や、東電力HD<9501>、東ガス<9531>、大阪ガス<9532>などの電気ガス株も高い。
個別では、マルマエ<6264>、わらべや日洋<2918>、大有機化<4187>、アイネス<9742>などの下げが目立った。半面、K&Oエナジ<1663>、レオパレス<8848>、コジマ<7513>、ハブ<3030>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。
提供:モーニングスター社




