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日経平均は174円高と反発、米株安で売り先行も一巡後は上げ転換=3日前場
2022-10-03 11:41:00.0
3日前場の日経平均株価は前週末比174円33銭高の2万6111円54銭と反発。朝方は、米金融引き締めによる景気減速懸念を背景に前週末の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行した。時間外取引での米株価指数先物の下げも重しとなり、一時2万5621円96銭(前週末比315円25銭安)まで下押した。一巡後は、米株先物の持ち直しもあって押し目買いや買い戻しに上げに転じ、前場後半には2万6151円96銭(同214円75銭高)まで上昇した。その後はもみ合い商状となった。
東証プライムの出来高は6億7417万株、売買代金は1兆5175億円。騰落銘柄数は値上がり722銘柄、値下がり1050銘柄、変わらず59銘柄。
市場からは「米株先物にらみの面もあるが、安値レンジに突入し、テクニカルリバウンドの印象だ。買い戻しが主体で押し目買いや自律反発狙いの買いも入りやすい。ただ、これで目先底打ちとは言い切れず、外部環境にらみの展開に変わりはない」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が上昇。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も引き締まり、トヨタ<7203>、いすゞ<7202>、三菱自<7211>などの輸送用機器株も高い。コスモエネH<5021>、ENEOS<5020>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株も値を上げた。ダイキン<6367>、コマツ<6301>、クボタ<6326>などの機械株や、SUMCO<3436>、三益半導<8155>、LIXIL<5938>などの金属製品株も堅調。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>などの電機株も買われた。
半面、東電力HD<9501>、関西電力<9503>、北陸電力<9505>などの電気ガス株が下落。7&iHD<3382>、三越伊勢丹<3099>、ニトリHD<9843>などの小売株も安い。JR東海<9022>、京急<9006>、西武HD<9024>などの陸運株も売られ、日本紙<3863>、レンゴー<3941>などのパルプ紙も軟調。
個別では、スタティアH<3393>がストップ高となり、ローツェ<6323>、三光合成<7888>、新光電工<6967>などの上げが目立った。半面、スターマイカ<2975>、TAKARA<7921>、カッパクリエ<7421>、ベース<4481>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




