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日経平均は796円安と5日ぶり大幅反落、2万8000円割れ、東証プライム銘柄の9割超下落=14日後場
2022-09-14 15:20:00.0
14日後場の日経平均株価は前日比796円01銭安の2万7818円62銭と5営業日ぶりに大幅反落した。2万8000円割れは7日以来5営業日ぶり。
朝方は、米8月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、米利上げ加速への警戒感から、13日の米国株式が急落した流れを嫌気し、リスク回避の売り先行した。下げ幅を拡大し、前場序盤には2万7795円64銭(前日比818円99銭安)まで下落した。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定的。後場は先物売りに再度軟化し、安値圏に押し戻された。日銀が14日、為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施したことが分かったと報じられ、円が下げ渋るとともに先物に売りが出た。その後の戻りは鈍く、大引けにかけてさえない展開となった。なお、東証プライム銘柄の91.1%が下落した。
東証プライムの出来高は12億48万株、売買代金は3兆620億円。騰落銘柄数は値上がり131銘柄、値下がり1675銘柄、変わらず31銘柄。
市場からは「米8月CPIが強めに出たことで、それを利用した短期筋の売りに振り回された感はあるが、来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)まで不透明感を引きずる流れは変わらない。ただ、日経平均は13週線(2万7648円)や日足一目均衡表の「雲」上限(2万7508円)などがサポートラインとして意識される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ブリヂス<5108>、浜ゴム<5101>、TOYO<5105>などのゴム製品株が軟調。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、TDK<6762>などの電機株や、HOYA<7741>、島津製<7701>、テルモ<4543>などの精密株も売られた。信越化<4063>、日産化学<4021>、富士フイルム<4901>などの化学株や、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>などのサービス株も安い。ダイキン<6367>、クボタ<6326>、日立建機<6305>などの機械株や、ソフバンG<9984>、NTTデータ<9613>、ネクソン<3659>などの情報通信株も値を下げた。
半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、INPEX<1605>、K&Oエナジ<1663>などの鉱業株がしっかり。
個別では、ヤーマン<6630>、ラクスル<4384>、中国電力<9504>、マネーフォワード<3994>などの下げが目立った。半面、TDCソフト<4687>、鳥貴族HD<3193>、三光合成<7888>、ギフティ<4449>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が下落した。
提供:モーニングスター社




