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日経平均は314円高と大幅に3日続伸、グロース株やインバウンド関連株など堅調=12日前場
2022-09-12 11:44:00.0
12日前場の日経平均株価は前週末比314円15銭高の2万8528円90銭と大幅に3営業日続伸。朝方は、前週末の米国株式市場で金利上昇への警戒感が後退し、主要3指数が上昇した流れを受け、買いが先行した。先物買いを交えて上げ幅を拡大し、一時2万8612円89銭(前週末比398円14銭高)まで上昇した。一巡後は戻り売りや利益確定売りに伸び悩み、2万8438円37銭(同223円62銭高)まで押し戻される場面もあった。その後は持ち直し、前引けにかけて2万8500円台前半で推移した。なかで、グロース(成長)株やインバウンド(訪日外国人旅行)関連株などが堅調だった。
東証プライムの出来高は5億972万株、売買代金は1兆1899億円。騰落銘柄数は値上がり1189銘柄、値下がり537銘柄、変わらず109銘柄。
市場からは「強い動きだ。きょうは中国市場が休場で、米国株高をストレートに反映した。来週の9月FOMC(米連邦公開市場委員会)での大幅利上げをいったん織り込み、入国者数の上限撤廃が検討されるなど市場ムードが良くなっている。ただ、(日本時間13日夜発表の)米8月CPI(消費者物価指数)を無難に通過できるかが当面の焦点になる」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株が上昇。オリンパス<7733>、HOYA<7741>、シチズン時計<7762>などの精密株も高く、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>、JR東海<9022>などの陸運株も堅調。三越伊勢丹<3099>、Jフロント<3086>、ファーストリテ<9983>などの小売株や、三井不<8801>、三菱地所<8802>、住友不<8830>などの不動産株も値を上げた。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>などの電機株も買われた。
半面、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も安く、マルハニチロ<1333>、サカタのタネ<1377>などの水産農林株もさえない。
個別では、鎌倉新書<6184>がストップ高カイ気配となり、gumi<3903>、HEROZ<4382>がストップ高。日医工<4541>、トルク<8077>などの上げも目立った。半面、クミアイ<4996>、ポールHD<3657>、ベステラ<1433>、レアジョブ<6096>、トーホー<8142>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




