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明日の日本株の読み筋=落ち着きどころ探る展開か、先行き不透明感が尾を引く
2022-08-29 16:30:00.0
あす30日の東京株式市場は、落ち着きどころ探る展開か。米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が前週末26日に講演し、金融引き締めを継続する姿勢を強調。金融引き締めの長期化で景気が後退するとの懸念が強まり、前週末の米国株式が急落し、投資家心理が悪化した。先行き不透明感が尾を引き、不安定な相場付きも想定される。
今週は、30日に米8月CB消費者信頼感指数、31日に8月ADP全米雇用リポート、9月1日に米8月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況感指数、週末2日には米8月雇用統計などを控える。市場では、「米経済指標にらみで一喜一憂の場面もあろうが、基本的に9月のFOMC(米連邦公開市場委員会、20−21日開催)までは一進一退の展開か」(準大手証券)との声が聞かれた。
29日の日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反落し、2万7878円(前週末比762円安)引けとなった。パウエルFRB議長のタカ派発言で前週末の米国株式が急落した流れを受け、リスク回避の売りが優勢となった。時間外取引での米株価指数先物の下げも重しとなり、下げ幅は一時850円を超えた。チャート上では、心理的なフシ目となる2万8000円を割り込んだことで200日移動平均線(2万7526円)を意識する向きもあるが、「2万8000円割れの水準は押し目買いが入りやすい」(前出の準大手証券)との読みもあった。
提供:モーニングスター社




