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国内市況ニュース

来週の日本株の読み筋=引き続き米国のインフレ動向に関心、国内はアフターコロナに注目

2022-08-26 16:30:00.0

 来週(8月29−9月2日)の東京株式市場では、引き続き米国のインフレ動向、経済指標がカギを握ることになろう。ジャクソンホール会議(米ワイオミング州)でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を通過したあとは、9月20、21日のFOMC(米連邦公開市場委員会)までの間に発表される経済指標がポイントになる。9月2日の米8月雇用統計と13日の米8月CPI(消費者物価指数)を軸に、市場心理が揺さぶられそうだ。来週の米国の指標は8月CB消費者信頼感指数(8月30日)、8月ADP雇用統計(31日)、8月ISM製造業景況指数(9月1日)などが注目される。

 先行きの見極めにくいインフレの動向に対し、日本国内の新型コロナウイルスの扱いをめぐる変化が鮮明化してきたことは見逃せない。政府は新規感染者の全数把握を9月半ばにも全国一律で見直し、対象を高齢者らに限る方針が伝わっている。訪日客の受け入れ規制や水際対策の緩和にも乗り出しており、今週はマーケットで停滞していたリオープン(経済活動再開)への期待も再び高まりそうだ。

 特に、米国の金融引き締めへの警戒感が強くなる局面では旅行やレジャー、外食の関連銘柄が選別物色の対象となる可能性がある。国内では来週、8月30日に7月有効求人倍率、31日に7月鉱工業生産、9月1日に4−6月期法人企業統計が発表される。また、中国の利下げや財政出動による景気浮揚策にも注目したい。同国では31日に8月製造業・非製造業PMIが控える。

提供:モーニングスター社