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日経平均は2円安と3日ぶり小反落、売買交錯状態、引けにかけ前日終値近辺でもみ合い=16日後場
2022-08-16 15:15:00.0
16日後場の日経平均株価は前日比2円87銭安の2万8868円91銭と3日ぶり小反落。朝方は、きのう日経平均が大幅続伸(合計1050円強上昇)したことで短期的な過熱感への警戒から利益確定売りが先行し、前場の早い段階で2万8752円88銭(前日比118円90銭安)まで値を下げた。一巡後は、15日の米国株高もあって持ち直し、上げに転じて一時2万8928円16銭(同56円38銭高)まで値を上げる場面があった。ただ、上値は限定され、その後は売買交錯状態となり、引けにかけて前日終値近辺でもみ合った。
東証プライムの出来高は9億6965万株、売買代金は2兆4062億円。騰落銘柄数は値上がり790銘柄、値下がり953銘柄、変わらず95銘柄。
市場からは「利益確定売りの一方で、押し目買いニーズは根強く値を保っているが、商いは萎んできている。日経平均2万9000円超えに向けた材料は乏しく、確率的にはガス抜きが始まる可能性が高い」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、ユナイテド海<9110>などの海運株が下落。出光興産<5019>、コスモエネH<5021>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、INPEX<1605>、三井松島HD<1518>などの鉱業株も安い。三菱マテリアル<5711>、三井金<5706>、東邦鉛<5707>などの非鉄金属株や、T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>、MS&AD<8725>などの保険株も売られた。LIXIL<5938>、リンナイ<5947>などの金属製品株も軟調。
半面、バンナム<7832>、アシックス<7936>などのその他製品株が上昇。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株も引き締まった。エムスリー<2413>、セコム<9735>などのサービス株や、オリンパス<7733>、テルモ<4543>、日機装<6376>などの精密株も買われた。日本紙<3863>、レンゴー<3941>などのパルプ紙株や、住友不<8830>、東建物<8804>などの不動産株も堅調。
個別では、UMCエレ<6615>、テスHD<5074>、ペッパー<3053>、ダイヤHD<6699>、恵和<4251>などの下げが目立った。半面、アイスタイル<3660>、レアジョブ<6096>がストップ高となり、リブセンス<6054>、ギフティ<4449>、ジャフコ<8595>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、21業種が下落した。
提供:モーニングスター社




