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国内市況ニュース

日経平均は283円高と大幅続伸、米利上げペース鈍化の見方強まり米株上昇で買い先行=15日前場

2022-08-15 11:49:00.0

 15日前場の日経平均株価は前週末比283円92銭高の2万8830円90銭と大幅続伸。米利上げペースが鈍化するとの見方が強まり、前週末の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、朝方は買いが先行した。伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く盛り返し、一時2万8857円86銭(前週末比310円88銭高)まで上昇した。その後は一服商状ながら、前引けにかけて高値圏で推移した。日本時間午前11時に発表された中国7月鉱工業生産、小売売上高はともに市場予想を下回ったが、直後の相場への影響は乏しかった。

 東証プライムの出来高は5億3303万株、売買代金は1兆4188億円。騰落銘柄数は値上がり819銘柄、値下がり939銘柄、変わらず77銘柄。

 市場からは「中国指標の影響はなく、先物主導でムード先行だ。トレンドにらみで新規に買い建てる一方、先物の買い戻しが同時進行した感じだ。ただし、調子に乗り過ぎている面もある」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、第一三共<4568>、住友ファーマ<4506>、エーザイ<4523>などの医薬品株が上昇。ブリヂス<5108>、浜ゴム<5101>などのゴム製品株も高く、7&iHD<3382>、マツキヨココ<3088>、ニトリHD<9843>などの小売株も堅調。テルモ<4543>、島津製<7701>、オリンパス<7733>などの精密株や、ソフバンG<9984>、ネクソン<3659>などの情報通信株も買われた。資生堂<4911>、信越化<4063>、日ペイントH<4612>などの化学株も値を上げ、日本紙<3863>、大王紙<3880>などのパルプ紙株も引き締まった。

 半面、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が軟調。INPEX<1605>、三井松島HD<1518>などの鉱業株も安い。近鉄GHD<9041>、京急<9006>、NXHD<9147>などの陸運株や、三菱倉<9301>、住友倉<9303>などの倉庫運輸関連株も売られた。リクルートH<6098>、楽天グループ<4755>、電通グループ<4324>などのサービス株も値を下げた。

 個別では、リブセンス<6054>がストップ高カイ気配となり、ダブルスタン<3925>、ギフティ<4449>、国際紙パ商<9274>がストップ高。キャリアL<6070>、トリドールH<3397>などの上げも目立った。半面、ペッパー<3053>、ウェルビー<6556>がストップ安ウリ気配となり、スノーピーク<7816>が一時ストップ安。DmMiX<7354>、ネットプロテ<7383>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。

提供:モーニングスター社