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来週の日本株の読み筋=堅調さ維持の可能性、グロース株見直しでサポート期待
2022-07-29 16:52:00.0
来週(8月1−5日)の東京株式市場は、堅調さを維持する可能性がある。注目イベントの7月FOMC(米連邦公開市場委員会)後も、日経平均株価は200日移動平均線を上回る水準をキープした。インフレによる欧米景気の減速を先取りしたマーケットは、既にFRB(米連邦準備制度理事会)の金融引き締めスタンスが緩和していく過程を視野に入れつつある。むろん、日米の金利差拡大観測で進んできた円安の巻き戻しが始まったことは逆風であり、円高方向への修正の動きに歯止めが掛かるかが目先の焦点と言える。ただし、足元で発表が相次ぐ企業決算に対してはアク抜けの株価反応が散見される。グロース(成長)株を見直す動きも強まりつつあり、指数のサポート役として期待される。
一方、8月5日に出る米7月雇用統計は、インフレと金融引き締めのピークアウトを織り込みにかかる市場の動きにとって、重要な試金石になりそうだ。新規雇用者数の下ブレや賃金上昇の鈍化といった、景気悪化を示唆する結果となった場合に、これまで通り株価が好反応を示すかが注目される。
スケジュール面では、国内で5日に6月家計調査が発表される。海外では1日に中国7月財新製造業PMI、米7月ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数、3日に米7月ISM非製造業景況指数、OPECプラス会合などが予定されている。また、発表が相次ぐ日米各社の決算からも目が離せない。
提供:モーニングスター社




