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日経平均は99円高と続伸、下げ転換後は持ち直す、好業績株物色続く=28日後場
2022-07-28 15:16:00.0
28日後場の日経平均株価は前日比99円73銭高の2万7815円48銭と続伸。朝方は、買いが先行した。FOMC(米連邦公開市場委員会)後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見で、次回以降の大幅な利上げへの警戒感が後退し、27日の米国株式が上昇した流れを受け、寄り付き後まもなく2万8015円68銭(前日比299円93銭高)まで上昇する場面があった。一巡後は、先物売りを交えて下げに転じた。円高進行も重しとなり、一時2万7651円99銭(同63円76銭安)まで軟化した。その後はプラス圏に持ち直し、大引けにかけて2万7800円台で推移した。なかで、好業績株物色が続き、指数を支えた。
東証プライムの出来高は13億7679万株、売買代金は3兆2742億円。騰落銘柄数は値上がり1203銘柄、値下がり549銘柄、変わらず85銘柄。
市場からは「パウエル発言は良い部分を切り取って解釈している面もあり、米金利の先行きは不透明感を残す。日経平均は過去にも2万8000円乗せ後にハネ返された経緯があり、売りが出やすい水準だ。当面、決算銘柄が中心で選別物色が重視される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、中部電力<9502>、東電力HD<9501>、東ガス<9531>などの電気ガス株が上昇。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も堅調。エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、電通グループ<4324>などのサービス株も高い。コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株や、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も値を上げた。7&iHD<3382>、イオン<8267>、マツキヨココ<3088>などの小売株や、野村<8604>、大和証G<8601>、マネックスG<8698>などの証券商品先物株も引き締まった。テルモ<4543>、HOYA<7741>、トプコン<7732>などの精密株も買われた。
半面、トヨタ<7203>、デンソー<6902>、アイシン<7259>などの輸送用機器株が軟調。東京海上<8766>、第一生命HD<8750>、かんぽ生命<7181>などの保険株も売られた。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株もさえず、ダイキン<6367>、クボタ<6326>、三菱重工<7011>などの機械株も安い。カゴメ<2811>、キッコーマン<2801>、日ハム<2282>などの食料品株や、三井住友<8316>、西日本FH<7189>などの銀行株も売られた。
個別では、宮越HD<6620>、ミマキエンジ<6638>、三菱自<7211>、ビーグリー<3981>、邦ガス<9533>などの上げが目立った。半面、太平洋工<7250>、小糸製<7276>、NESIC<1973>、デクセリアル<4980>、Vコマース<2491>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




