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日経平均は60円高と3日ぶり反発、米株先物上昇を支えに次第高の場面も=27日後場
2022-07-27 15:14:00.0
27日後場の日経平均株価は前日比60円54銭高の2万7715円75銭と3日ぶりに反発。朝方は、売りが先行した。米消費動向への懸念などから26日の米国株式が下落した流れを受け、前場の早い段階で2万7525円09銭(前日比130円12銭安)まで値を下げた。一巡後は持ち直し、上げに転じた。時間外取引で米株価指数先物が上昇基調を強めるとともに次第高となり、後場中盤には2万7772円97銭(同117円76銭高)まで値を上げた。その後は、買い気が鈍り、大引けにかけて上値が重くなった。なかで、半導体関連株や海運・陸運株、医薬品株などが堅調だった。
東証プライムの出来高は9億2521万株、売買代金は2兆3728億円。騰落銘柄数は値上がり683銘柄、値下がり1078銘柄、変わらず77銘柄。
市場からは「FOMC(米連邦公開市場委員会、26−27日開催)を前に海外投資家は完全に様子見だ。決算などに絡んで短期マネーが動いてはいるが、腰の据わった資金は見送り状態だ」(外資系証券)との声が聞かれた。
業種別では、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株や、JR東海<9022>、JR東日本<9020>、京王<9008>などの陸運株が堅調。アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、第一三共<4568>などの医薬品株も高い。テルモ<4543>、HOYA<7741>、島津製<7701>などの精密株や、三菱倉<9301>、三井倉HD<9302>、住友倉<9303>などの倉庫運輸関連株も引き締まった。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株や、AGC<5201>、東海カーボン<5301>、ガイシ<5333>などのガラス土石株も値を上げた。東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>などの電機株も買われた。
半面、日水<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株が軟調。東電力HD<9501>、中部電力<9502>、東ガス<9531>などの電気ガス株も安い。クレセゾン<8253>、JPX<8697>などのその他金融株や、ファーストリテ<9983>、ニトリHD<9843>、ヤマダHD<9831>などの小売株も値を下げた。アシックス<7936>、バンナム<7832>などのその他製品株や、大和証G<8601>、岡三<8609>などの証券商品先物株も売られた。
個別では、栄研化学<4549>、昭電線HD<5805>、ファイズHD<9325>、三井ハイ<6966>、アイル<3854>などの上げが目立った。半面、Wスコープ<6619>、マキタ<6586>、トプコン<7732>、ダイヤHD<6699>、シマノ<7309>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




