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日経平均は449円安と4日ぶり大幅反落、米国株安で売り先行、米株先物の下げ転換なども重し=12日前場
2022-07-12 11:45:00.0
12日前場の日経平均株価は前日比449円54銭安の2万6362円76銭と4営業日ぶりに大幅反落。朝方は、11日の米国株式市場で主要3指数が下落した流れを受け、売りが先行した。先物に断続的な売りが出て下げ幅を拡大し、一時2万6325円09銭(前日比487円21銭安)まで下落した。その後の戻りは鈍く、前引けにかけて安値圏で推移した。日本時間12日の時間外取引で米株価指数先物が下げに転じたことも重しとなり、中国での新型コロナウイルス感染拡大への警戒感も指摘された。
東証プライムの出来高は5億2051万株、売買代金は1兆2238億円。騰落銘柄数は値上がり130銘柄、値下がり1673銘柄、変わらず35銘柄。
市場からは「インフレ警戒で米株が下がり出し、米株にらみの展開だ。上ブレリスクがある米6月CPI(消費者物価、13日発表)、FOMC(米連邦公開市場委員会、26−27日開催)、さらに米7月雇用統計(8月5日発表)が通過する8月上旬に向けて米株は調整が続く可能性があり、日本株も影響を受ける」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、コマツ<6301>、三菱重工<7011>、IHI<7013>などの機械株が下落し、東エレク<8035>、ファナック<6954>、TDK<6762>などの電機株も売られた。住友鉱<5713>、DOWA<5714>、古河電工<5801>などの非鉄金属株や、東海カーボン<5301>、AGC<5201>、TOTO<5332>などのガラス土石株も安い。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株もさえない。ニコン<7731>、HOYA<7741>、セイコーHD<8050>などの精密株や、SUMCO<3436>、LIXIL<5938>、三和HD<5929>などの金属製品株も軟調。昭電工<4004>、住友化学<4005>、三菱ケミG<4188>などの化学株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>、大王紙<3880>などのパルプ紙株も値を下げた。
半面、水産農林株では、日水<1332>が上昇し、マルハニチロ<1333>もしっかり。関西電力<9503>、Jパワー<9513>などの電気ガス株も堅調。東京海上<8766>、SOMPOH<8630>などの保険株も引き締まった。
個別では、リソー教育<4714>、ライク<2462>、ローツェ<6323>、アイケイ<2722>、JTEC<3446>などの下げが目立った。半面、コスモス薬<3349>、ローソン<2651>、進和<7607>、新日科学<2395>、コナミG<9766>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が下落した。
提供:モーニングスター社




