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国内市況ニュース

日経平均は26円高と小幅続伸、安倍元首相銃撃で上げ幅縮小、ETF分配金捻出売りも重し=8日後場

2022-07-08 15:25:00.0

 8日後場の日経平均株価は前日比26円66銭高の2万6517円19銭と小幅続伸。朝方は、7日の欧米株高を受け、買いが先行した。中国の政策期待も支えとなり、前場終盤には2万6881円75銭(前日比391円22銭高)まで上昇する場面があった。後場は、上げ幅を大きく縮小した。昼休みの時間帯に、安倍晋三元首相が奈良市内での演説中に銃撃され、心肺停止状態と伝わり、先物に売りが広がったことを受け、急速に伸び悩んだ。指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りも観測され、大引け間際には2万6510円53銭(同20円00銭高)まで押し戻された。

 なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション7月限SQ(特別清算指数)値は2万6659円58銭。東証プライムの出来高は14億6687万株、売買代金は3兆6022億円。騰落銘柄数は値上がり903銘柄、値下がり868銘柄、変わらず67銘柄。

 市場からは「安倍氏銃撃事件の初期反応は先物主体で大きく変動したが、SQ通過とともに指数連動型ETFの分配金捻出売りを終えれば、需給面でアク抜けとなる。ただ、今晩の米6月雇用統計、来週の米6月消費者物価など重要経済指標を控えており、結果にらみの展開に変わりはない」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、商船三井<9104>、川崎汽<9107>、郵船<9101>などの海運株が上昇。INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も高い。住友鉱<5713>、大阪チタ<5726>、邦チタ<5727>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株も堅調。関西電力<9503>、東ガス<9531>などの電気ガス株や、三菱重工<7011>、日立建機<6305>、クボタ<6326>などの機械株も値を上げた。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株も引き締まった。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>などの銀行株や、三菱商<8058>、三井物産<8031>、丸紅<8002>などの卸売株も買われた。

 半面、味の素<2802>、キユーピー<2809>、山崎パン<2212>などの食料品株が軟調。第一三共<4568>、大塚HD<4578>、協和キリン<4151>などの医薬品株も安い。KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>などの情報通信株や、任天堂<7974>、ヤマハ<7951>などのその他製品株も値を下げた。日水<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株もさえない。

 個別では、UNEXTH<9418>、リブセンス<6054>、スノーピーク<7816>、ギフティ<4449>、MSOL<7033>などの上げが目立った。半面、Wスコープ<6619>、SHIFT<3697>、オンワードH<8016>、4CHD<8008>、アスクル<2678>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。

提供:モーニングスター社