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日経平均は178円高と4日続伸、2万7000円回復、物色範囲広げ再度プラス浮上=28日後場
2022-06-28 15:15:00.0
28日後場の日経平均株価は前日比178円20銭高の2万7049円47銭と4営業日続伸。2万7000円回復は10日(終値は2万7824円29銭)以来。朝方は、売りが先行した。27日の米国株式市場で長期金利の上昇を背景に主要3指数が下落した流れを受け、寄り付き直後に2万6789円50銭(前日比81円77銭安)まで値を下げた。ただ、時間外取引での米株価指数先物高もあって、すかさず切り返し、いったん上げに転じた。その後、米株先物のマイナス圏入りをにらみ、先物にまとまった売りが出て再度下げに転じる場面もあった。一巡後は物色範囲を広げて再度プラス浮上し、大引け間際には2万7062円31銭(同191円04銭高)まで上昇した。
東証プライムの出来高は12億2685万株、売買代金は2兆8093億円。騰落銘柄数は値上がり1498銘柄、値下がり292銘柄、変わらず48銘柄。
市場からは「米株急騰後の下げは限定的で比較的底堅いが、なかなか先は読めない。日経平均が2万7000円台に乗せたとは言え、ここからは売りが出やすい水準だ。国内要因ではなかなか動きづらく、米株次第の展開であり、基本は戻り売りだろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が上昇。三井不<8801>、三菱地所<8802>、東急不HD<3289>などの不動産株も高い。出光興産<5019>、ENEOS<5020>、コスモエネH<5021>などの石油石炭製品株や、東電力HD<9501>、Jパワー<9513>、東ガス<9531>などの電気ガス株も堅調。T&DHD<8795>、MS&AD<8725>、東京海上<8766>などの保険株や、日産自<7201>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、三菱自<7211>などの輸送用機器株も買われた。日水<1332>、サカタのタネ<1377>などの水産農林株も引き締まった。三井物産<8031>、住友商<8053>、伊藤忠<8001>などの卸売株も値を上げた。
半面、空運株では、JAL<9201>がさえない。
個別では、KLab<3656>がストップ高となり、Vキューブ<3681>、ロードスター<3482>、チェンジ<3962>、日農薬<4997>などの上げが目立った。半面、アイスタイル<3660>、ラクーンHD<3031>、ギフティ<4449>、壱番屋<7630>、サーバーW<4434>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




