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日経平均は276円高と大幅に3日続伸、米国株高で買い先行、値がさハイテク株中心に高い=27日前場
2022-06-27 11:46:00.0
27日前場の日経平均株価は前週末比276円80銭高の2万6768円77銭と大幅に3営業日続伸。朝方は、買いが先行した。前週末の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、いったん2万6800円手前まで値を上げた。時間外取引での米株価指数先物安もあって、伸び悩む場面もあったが、先物買いを交えて盛り返し、一時2万6840円66銭(前週末比348円69銭高)まで上伸した。中国・上海総合指数や香港ハンセン指数などアジア株が高く、支えになった面もある。一巡後は上値が重くなったが、下値は限定された。なかで、値がさハイテク株中心に高く、指数を支えた。
東証プライムの出来高は5億6717万株、売買代金は1兆3641億円。騰落銘柄数は値上がり1154銘柄、値下がり591銘柄、変わらず93銘柄。
市場からは「先物主導で買われているが、日経平均2万7000円前後の価格帯は商いを多くこなした水準であり、そう簡単にはクリアできない。ただ、今週から(業績が回復してきた)小売企業の3−5月期決算発表が本格化し、相場のサポート要因として意識されるだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が上昇。INPEX<1605>、三井松島HD<1518>などの鉱業株や、王子HD<3861>、レンゴー<3941>などのパルプ紙株も高い。東電力HD<9501>、中部電力<9502>、東ガス<9531>などの電気ガス株も堅調や、ENEOS<5020>、出光興産<5019>などの石油石炭製品株。ダイキン<6367>、三菱重工<7011>、IHI<7013>などの機械株や、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>などの電機株も買われた。信越化<4063>、住友化<4005>、昭電工<4004>などの化学株も値を上げた。
半面、三菱地所<8802>、三井不<8801>、住友不<8830>などの不動産株が軟調。ブリヂス<5108>、住友ゴム<5110>などのゴム製品株もさえず、西武HD<9024>、京王<9008>、東急<9005>などの陸運株や、三住トラスト<8309>、京都銀行<8369>、伊予銀行<8385>などの銀行株も安い。KDDI<9433>、NTT<9432>などの情報通信株も売られた。
個別では、やまみ<2820>、ダイヤHD<6699>、一工薬<4461>、Wスコープ<6619>、クミアイ<4996>などの上げが目立った。半面、広済堂HD<7868>、ラクーンHD<3031>、RPAH<6572>、エムアップH<3661>、IWI<4847>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、27業種が上昇した。
提供:モーニングスター社




