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国内市況ニュース

来週の日本株の読み筋=ボックス相場入りの可能性も

2022-06-24 16:52:00.0

 来週(6月27日−7月1日)の東京株式市場では、引き続き景況感の軟化が意識されるなか、主要指数はボックス相場入りの可能性がある。

 世界景気の後退不安が本格的に織り込まれ始めた今週(6月20−24日)は、資源株などの景気敏感セクターを中心に売り優勢の局面が多く、日経平均株価は序盤に2万5520円と3カ月ぶりの安値を付けた。ただ、債券買いの拡大による米長期金利の低下を受け、グロース(成長)株やハイテク株が持ち直すケースがみられた。

 日経平均は3月の安値2万4681円の水準には至らずに、今回の下落局面を脱したかにも見える。終値ベースでは5月12日の2万5748円も割り込んでおらず(6月20日終値は2万5771円)、このラインの下限と2万8200円前後(3月25日、6月9日の終値レベル)を上限とするボックスを形成する動きに入った公算がある。

 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は米議会の公聴会で、利上げの加速が景気後退を招く可能性を認めた。既にマーケットは後退シナリオに傾いており、リスク許容度の劇的な回復は短期的には見込みにくいかもしれない。一方で、上海などで経済活動が再開している中国の動向は、一定の下支え要素として期待される。トヨタ自動車<7203>の減産拡大につながるなど日本企業への影響も顕在したものの、今後は徐々に状況の好転も表面化していくと考えられる。

 スケジュール面では、国内で27日に6月16、17日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、30日に5月鉱工業生産、7月1日に5月失業率・有効求人倍率、6月調査日銀短観が予定されている。海外では27日に米5月耐久財受注、28日に米4月S&PコアロジックCS住宅価格指数、米6月CB消費者信頼感指数、30日に中国6月コンポジットPMI、中国6月製造業PMI、中国6月非製造業PMI、米5月個人所得・個人支出、7月1日に中国6月Caixin製造業PMIなどがある。

提供:モーニングスター社